逆に、口がちょっと大きいとか、笑うと目がなくなるとか、アンバランスな一面があるほうが魅力的に見えることもあるんです。
それはメイクだって同じ。いつも完璧な隙のないメイクではなく、あえて少しチグハグにする「アンバランスメイク」で、新たな個性を引き出してみませんか。
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■アンバランスメイクって?
「アンバランスメイク」は「アイメイクがしっかりめだからリップメイクは控えめに」や「チークが主役のメイクだからほかのパーツはナチュラルに」といった、いわゆる引き算メイクとは別物。
顔全体を見たときに、なんとなくバランスが整っていない、ちょっと何かが足りないなど、見る人を「アレ!?」と思わせる、いい意味での隙や、独特の雰囲気を作るメイクです。
とくに印象に残りやすいパーツである目元に施すのがおすすめ! そこで、目元のアンバランスメイクの方法をいくつかご紹介します。
■1. 下まつ毛だけしっかりマスカラ
上まつ毛はビューラーで軽くカールさせるだけ。マスカラは塗りません。そのかわり、下まつ毛にマスカラを。
マスカラは、上下のまつ毛に塗るか、上まつ毛だけに塗るのが一般的なので、あえて下まつ毛だけに塗ることで、アンバランスさを醸し出せます。
やりすぎるとわざとらしくなるので、マスカラは3度塗り程度が目安。
下まつ毛が濃く長いと、タレ目に見えたり幼く見えたりするので、普段クール系メイクが多い人がやると、かなりの印象チェンジになるはず。
■2. 強くて優しい「ラインだけ」メイク
アイラインだけを引いて、マスカラを塗らないメイク。
ラインを引いているので目力はありますが、マスカラがない分、柔らかい印象に仕上がります。強いような弱いような、どっちつかずのアンバランスさが新鮮。
とくに「アイラインとマスカラ両方使うと目元がキツくなる......」という、目元がキツい人におすすめ。ビューラーやマスカラを使わず、すだれまつ毛にすることで、憂いのある目元が完成します。
■カラーを変えて色っぽさを出す
アイシャドウの色を、上まぶたと下まぶたで変えてみましょう。
とはいえ、ブルーとピンク、イエローとグリーンなど、違う系統の色を使用してカラフルにするのはやりすぎ。
パープルとボルドー、ダークブラウンとカーキといった、系統の似た色を上下のまぶたに分けてぬることで、適度なアンバランスさを演出できます。
下まぶたに色を入れると、グッと色っぽい表情に。とくにボルドーやカーキといったニュアンスのあるカラーは、アンニュイで抜け感のある印象的なメイクに仕上がります。
メイクは自分の顔をよりキレイするためのものですが、それだけでなく、印象を変えたり、イメージを作り上げたりすることも可能。
あえてのアンバランスメイクで、個性的な美しさにチャレンジするのも楽しそうです。
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