周りに一目置かれる存在になるためにも、決して手は抜きたくないところ。でも、はりきりすぎるのもなんだかダサい......。
適度に力の抜けたセンスのいいファッションって、一体どうやったら作れるんでしょうか。
そこで、これさえ守ればセンスよく見える、ガールズファッションの掟をご紹介します。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
■1. すこし崩して着るべし
すこし着崩すくらいなら、だらしない雰囲気にはなりません。上級者のワザだし、「わかってる」と思わせることができます
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
たとえば、えりもとを崩したり、肩ひもをずらしたり、すこしゆるめるポイントをつくると気張らない雰囲気でセンスよく見えるもの。
デニムの裾やTシャツの袖をロールアップするのも「力の抜けた感じ」を出すための着崩しテクニックです。
■2. 「頑張ってる感」を出すべからず
ちょっとやる気がないくらいの雰囲気の方がセンスよく見えます。もちろん「ファッションに興味がなさそう」と思われるほどではありませんが。
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
センスよく見られたいからと言って、肩肘を張って頑張るのはむしろ逆効果。
朝、コーディネートを決めるのに、死ぬほど頭を悩ませていたとしても「生まれつきセンスがいいから困らないわ」くらいの雰囲気を醸し出しておくべき。
■3. アクセサリーをプラスするべし
魅力的なファッションを作る1番シンプルな方法は、ジーンズやジャケットなどベーシックなスタイルに、かしこくアクセサリーをプラスすること。たとえば、帽子やバッグ、サングラスやヒールなど。
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
ファッションセンスのよさを決めるのは、アクセサリーの使い方であるといっても過言ではありません。
ネックレスもブレスレットも、いつもしてないなんてもってのほか。身に付ける小物までこだわり抜くのがハイセンス女子の鉄則です。
だからといって、ゴテゴテ付けすぎるのはNG。あくまでも「かしこく」「スマート」に。
■4. すべてを着ようとするべからず
ココ・シャネルが『毎日玄関を出る前に、なにかひとつはずしていきなさい』と言っていたそうですが、まったく同感です。(中略)アクセサリーを選ぶときは、控えめに。そうすれば、けばけばしい印象ではなくなります
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
何から何まで身につけようとするのは、ただけばけばしいだけで、まったく魅力的ではありません。
流行しているアイテムをすべて取り入れたからといって、組み合わせがめちゃくちゃだったら「ダサい」だけ。取捨選択が大切です。
■5. さまざまなテイストを組み合わせるべし
センスのいい人は、いつも似たようなスタイルではいないもの。いろいろなものをうまく組み合わせています。たとえば、きちんと感のあるブレザーやポンテッドトウパンプスに、カジュアルなダメージデニムやTシャツを合わせるのもあり
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
シンプルでカジュアルなスタイルは、あか抜けて見えて素敵だけれど、無難にまとまりがちなのも事実。
異なるテイストを上手くミックスするのが、本当のオシャレ上級者です。
■6. バランスを無視するべからず
違うテイストのものをうまく組み合わせたいのなら「バランス」を意識する必要があります。きちんとした洋服もカジュアルな服装も、どちらかをたくさん持っていればいいというものではありません
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
月並みだけれど、やはり何事もバランスが大切。
とくに、異なるテイストを組み合わせるなら、小物やアクセサリーを使って足し引きを計算しながら、ベストなバランスを探すべき。
「バランス感覚=センス」と言えるかもしれません。
■7. すこしエッジを効かせるべし
センスのいい女子が愛してやまないのが、ライダースジャケット。ちょっと男っぽいアイテムを組合わせると、一気にカッコイイ雰囲気になれるからです
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
あえてメンズっぽいアイテムや奇抜なデザインのものを取り入れると、エッジの効いたスタイルに。
すこしの冒険心が「オシャレ慣れしてる」雰囲気を醸し出してくれます。
■8. コスプレを着るべからず
だからといって、まさに「バイカー」という感じの格好はNG。コスプレしているみたいになったらダメです。つまり、ライダースジャケットにレザーパンツを合わせたり、スタッズブーツにバンドTシャツを合わせるのは避けるべきということ
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
エッジの効いたアイテムを取り入れるとき、気をつけるべきは、その存在感に「引っ張られすぎない」こと。コスプレになってしまっては元も子もありません。
冒険アイテムは、あくまでもポイント使いを心がけましょう。
■9. 無難に考えるべからず
ちょっとしたアクセントが周りと差をつけるポイントになります。(中略)たとえば、スカートのフリンジやブラウスのささいなプリントとか
「WHO WHAT WEAR」より翻訳引用
大切なのはちょっとした工夫。アイテム選びもコーディネートも、無難なところに逃げるのではなく、すこし趣向をこらしてみるべき。その心がけが何より大切なんです。
センスのいいファッションとは「バランスのいい」ファッションのこと。やりすぎも無難すぎも魅力的じゃありません。
まずはこの9か条をしっかり守って、自分のセンスを磨いていきたいものです。
photo by Getty Images
(近藤世菜)