いまは100円ショップでなんでもそろってしまう時代。

スキンケアやメイク品を100円ショップの商品で揃えてしまうのは、大人の女性としていかがなものかと思いますが、消耗品やちょっとしたビューティ小物などは、わざわざ高いお金を払って買うより、100円ショップでまかなうほうが賢い選択です。

とはいえ、その線引きって意外と難しいもの。

そこで、100円ショップの美容系商品のなかから、これはOK、これはNGというものを独断でセレクトしてみました。



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■OK=綿棒、NG=コットン

綿棒もコットンも、消耗品だけに100円ショップでまかないがちですが、個人的にコットンは質を吟味したほうがいいと感じています。

コットンは、肌に触れる面積や回数が多いため、いいものを使わないと、摩擦で肌ダメージを引き起こします

また、厚みや大きさ、密度も重要。私がいままで見てきた100円ショップのコットンは、厚みや密度に欠けるものが多く、化粧水を含ませるとフニャっとなってしまい、しっかりスキンケアできない印象でした。

ネイルオフに使うなどであれば問題ないと思いますが、スキンケアには向かないかも。

逆に綿棒の場合は、アイメイクやリップメイクのはみ出しを直すなど、細かい部分にしか使わず、肌への影響なども少ないため、100円ショップのもので十分対応可能

■OK=かみそり、NG=毛抜きや眉用はさみ

毛抜きやはさみは、精巧さがモノを言う商品。

先端のかみ合わせがずれると、抜けない、切れないということになってしまうので、100円ショップではなく、それ相応の商品を使うのがオススメ。

私も昔は「毛抜きなんて大差ない」と思っていたのですが、いざちゃんとしたメーカーの商品を使ってみたら、痛みもなく眉毛が抜けてビックリ。

逆にかみそりなどは衛生面が重要で、本来は使うたびに消毒するのが理想だそう。それを考えると、使い捨て感覚で100円ショップのかみそりを使いまわしていくのが合理的かも。

■OK=爪やすり、NG=爪切り

100円ショップの爪切りがNGというよりは、爪切り自体の使用をやめることが大切

爪切りで爪を切ると、どうしても二枚爪になりやすく、弱い爪になってしまうので、爪やすりで整えるのが、健康的な強い爪にする近道です。

やすりには、「グリット」という目の粗さを示す数字があり、一般的には180グリット程度がいいと言われているようです。

ただ、100円ショップではグリット数が表示されていない商品も多々あるので、パッケージの上から触ってみて、やすりがツルっとしているかザラっとしているかで判断。

ある程度ザラっとしているものを購入してください。

100円ショップの商品だからすべて粗悪品なんてことはないし、高級品ならすべて質が高いというわけでもありません。

いいものと、そうではないものを見極める「目」を育てて、賢くきれいになりたいですね。

cosmetics image via Shutterstock

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