私は、すぐに謝ってしまうのは「負け」だと思って、プライドがないみたいでなかなか言えませんでした。でも、すぐに謝るのは負けでもなくて、むしろ好感度があがる行為だったんです。
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■ごめんなさいを言う人が好かれる
謝罪という行為で他人から大きな好意を得られるのだ。ルイジアナ技術大学のブルース・ダービーの研究によると「ごめんなさい」と素直に謝る子のほうが、あれこれといいわけする子より、好かれる。謝罪という行為は正直である、誠実であるという印象を与える。(「一瞬で相手をひきつける心理学」(成美堂出版)より抜粋)
実際のところ、たとえ正論を言っても相手からは「なんだかんだ言い訳がましい人」と印象付けられてしまいます。
■タイミングは早めが肝心!
私はここ数年ほど前から、自分が全面的に悪くなくても、ちょっとでも悪い部分があればすぐに謝ることにしています。その方がスッとその場が収まるし、めんどうなことにもならないんです。
しかも、あとから周囲の人に「大人だなあと思ったよ」と言われたりしました。単に、面倒くさいのは嫌だな~という考えだったんですけど、思わぬ好印象を与えていたんです。
謝らなかったら、いつまでも「あの人は強情な人」と思われてしまうので、意地を張ってもいいことはないですね。
■責めている人になりたくない
素直に謝る人には、「いいよ、いいよ。気にしないで」と言ってしまいますよね。きっと謝罪している人を責めているひどい人だと思われたくないという心理的作用もあると思います。
つまらない口げんかのときも、小さなケンカのうちに謝ってしまいましょう。あなたが謝れば、彼だって「こっちこそごめん」と言ってくれるはずですよ。
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