いま、全世界の女性を虜にしている衝撃のラブストーリー『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の映画化に伴い、同作品の宣伝ミューズに就任したのが、モデルの道端ジェシカさん。
ジェシカ流『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の楽しみかた、ジェシカの恋する瞬間に続いて、ジェシカさんの恋愛観についてお話を聞きました。
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―ジェジカさんが憧れる恋愛のワンシーンはありますか?
彼・グレイが作品のなかでやるようなサプライズ、いいですね。行き先を言わないで連れて行ってくれるとか。車で行くと思ったらヘリコプターだとか(笑)。
―「壁ドン」みたいなシチュエーションはどうですか?
それ、実はさっきはじめて知りました! 日本はいま草食男子ブームって聞きましたけど、草食男子が「壁ドン」するんですか?
―しないです!! 女子はして欲しいのに。
ですよね(笑)。日本って本当に独特だと思います。
―日本女性のココが素敵! と思うのはどんなところですか?
日本の女性は、自分磨きのために時間もお金も労力も使って、とても美意識が高いと思います。手先、指先まで見ているところや、優しいところも素敵だと思いま す。人から見られた自分を意識するのって、マナーだと思うんですよ。日本女性は人に会ったときに、失礼がないようにしていると思います。
―作品の主人公・グレイはとてもミステリアスな男性ですが、ジェシカさんは、危険な香りがする男性を好きになったりしますか?
人間ってひとりでは生きていけないと思うんです。恋愛はお互いがお互いの良さを引き出して、一緒に成長していけることが目的だと思うので、「この人といたら不安を感じるかも」とか「この人といたら私はハッピーじゃないかも」 と思う人は違いますよね。
どうして恋愛するのかって言ったら、やっぱり「幸せになりたいから」じゃないですか。自分がハッピーになれる時がGOサインだと思うんです。だから、そうじゃない自分がいるときは違うんじゃないかな。
―ちなみに、恋愛には積極的なタイプですか? 自分からいく?
絶対いかない! 受け身なんです、私。
―では、好きになったらどうやってアプローチするのですか?
昔から思ってるんですけど、純粋な気持ちって絶対通じると思うんです。純粋に大好きって思ってたら、そのまま返ってくるけど、どうやって相手を落とそうか、 素っ気ないフリをしてみようとか色んなことを考え始めると、相手も同じことをしちゃうと思うんです。
で、結局は自分がやっていることなのに不安になっちゃったり。両思いって絶対にありえることだし、片思いが続いている人って両思いになれないんじゃないかって最初から想像してたりするので、ダメだった時に「やっぱり」って思っちゃいますよね。
うまく言えないけど、心から「この人いいな」って思っていたら自分も良いように見られていると思うし、そう思っていれば、 相手もそういう気持ちで見てくれるはず。
―この作品は、誰と観に行くのがおすすめですか?
純愛の部分も刺激的な部分もすごくステキで、女同士、大勢で観に行くのもすごく楽しいと思いますし、パートナーと観るのも面白いと思います。
この作品って、 女度が上がる気がするんです。女性でいて良かった! と思えるような内容だと思うんです。恋愛にも積極的になれると思うし、女性性にも目覚めると思います。男性も好きな内容だと思いますよ。
―異性と観に行くのはちょっと恥ずかしい気もしますが。
でも、だからこそいいと思ったんです。ふたりの関係がリフレッシュしそうで。とくにながーくつきあってるカップルとか! 男性も刺激を受けるし、女性ももっと 大胆になろうかしらと思うかもしれないし、お互いがハッピーになるための要素が作品にはあると思うんです。やっぱり、刺激って大切ですよね。
―ありがとうございました。
ジェシカさんのまっすぐでブレない恋愛観は、作品に登場する主人公アナに少し似ている気がしました。アナは恋愛初心者なりに、ただまっすぐにグレイを愛して、そして最後まで自分を貫きました。
「恋愛は、ふたりが幸せになるためにするもの」
ジェシカさんの、とてもシンプルな言葉。だけど、その渦のなかにいると、それすら忘れてしまいがちです。
目先の気持ちよさや見た目の格好良さ、小手先のテク ニックだけにとらわれず、ジェシカさんのように「ハッピーを感じている自分」の声を聞ける人になることが、幸せな恋愛をするポイントなのだと思いました。
2015年2月13日(金)<バレンタイン>全国ロードショー
『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
(C)2014 Universal Studios
配給:東宝東和
スタイリスト/百々千晴、メイク/早坂 香須子、ヘア/今泉亮爾