つきあっているのに、私にあまり興味がないの...? そんな不安がよぎった経験があるあなた。あなたの彼氏、もしかして「ひとりっ子」じゃないですか?
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■自分専用の王国で育った箱入り息子
ひとりっ子は、兄弟と競争したりケンカしたりすることを経験せずに育っています。そのため、相手にお伺いをたてたり、誰かと歩幅を合わせたりする習慣がありません。
また、食事中に兄弟姉妹と人気料理を取り合うこともなく、食べたいものを独り占めして生きてきました。
家のなかでは自分王国の主でいられるのです。そのため、空気を読む訓練も大人になってからはじめます。ひとりっ子の思考回路について書かれた本『ひとりっ子の頭ん中』(KADOKAWA/中経出版)のなかでも、
・臨機応変なスケジュール調整が苦手 ―自分時間で生きているから
・相談が苦手 ―人生のお手本も、年齢が近いアドバイザーも家にいなかったから
・他人に歩幅を合わせない ―これも、自分時間で生きているから
このようにひとりっ子ならではの行動があると書かれています。しかも悪気がない。そして、ひとりっ子はそんな自分が好きなのだそうです。
■ひとりっ子の彼は、攻略すれば愛おしい!?
50人以上のひとりっ子への取材をもとに同書を執筆した、同じくひとりっ子の朝井麻由美さんも、
「よく、『彼氏が悩んでそうなのに私に何も話してくれない!』というのがありますが、ひとりっ子は男女ともにその傾向がありますね。自己解決するのが好きなのと、あんまり人とわかち合う発想がないだけで。ただ、彼女は必要なくてひとりでいたいというわけではないんです。
ひとりで生きてきた分、他人への壁が高く警戒心が強いのもひとりっ子の特徴のひとつで、そんな警戒心の強いひとりっ子がつきあうと決めた相手ですから、表現の仕方が下手なだけで、ちゃんとなついているはずです」
と、ひとりっ子ならではの思考回路なだけで、イコールあなたに興味がないわけではないと言います(例外もあると思いますが)。
小さなころから、自分ひとりの王国を自由に謳歌してきたひとりっ子。あなたを好きな想いと、突然の誘いに気のない返事をすることは別物なのです。ひとりっ子の特徴だと思えば、そっけなく見える態度も愛おしくなるかもしれません。
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