毎週金曜日22時すぎ、ひっそりと開店する、ここスナック「シュガー」。
人生勉強を兼ねて、「シュガー」で新人ホステスとしてアルバイトを始めた私、山根麻弥。不倫に二股三股、枕営業...欲望渦巻く酒場で見た、男と女のアレコレをみなさんにもお伝えしちゃいます!
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☆女同士のトラブルは尽きない
現在14名の女の子が在籍する「シュガー」。最近はメンバーの入れ替えも落ち着いてきたとはいえ、やはりこれだけ数が多いと女の子同士のトラブルも出てきます。
いつの間にか中間管理職のようなポジションになった私は、さまざまな話を聞かされるのですが、今回はそんな女同士でやり玉に挙げられやすい、同性から見て目につく点をご紹介しますね。
☆同じ時給をもらっているのに...
まず、一番多い苦情は「仕事をしない」です。お客さんと一緒にお酒をぐいぐい飲み、テーブルでのお仕事はほかの子に任せっきり、終わった後はいつも酔いつぶれてみんなが片づけをしているときにソファで横になっている...。
そんな子は当然、冷たい目で見られています。飲んでいるのはみんな一緒。平等に仕事をしなければ、批判の対象になるのは当然ですよね!
☆ほかの子を出し抜く行為はNG!
続いては「協力しない」「協調性がない」。ほかの女の子もみんなグラスが空いているのに、自分の分しかドリンクを持ってこなかったり、ほかの子がやろうとした仕事を寸前で横取りしたり、会話を振っても盛り下がることしか言わなかったり...。
空気が読めない子、ほかの子を苛立たせてしまう子は、こういうチームプレイのサービス業には向かないかもしれません。
☆セクシー営業は同性にはうっとうしい!
健全な空気で楽しんでいる席なのに、投入されるやいなやいきなりお客さんに抱きついたり、自分好みのイケメンがいると、ほかの子のお客さんでも構わずにガンガン攻めて絡む子も。
「酔ってて覚えてな~い」と言っているのをよく聞きますが、みんなそれが酔ったふりだってこと、わかってますから! 「過剰な女アピール」は、同性の前では禁物です!!
☆悪口にはみんなドン引き!
そして私が一番「性格悪いな」と思うのが「お客さんの前でその場にいない子の悪口を言う」。「私よりあの子のほうがバカだもん」「○○ちゃんてがさつで女らしくないよ」など、明らかに悪意のある言い方でライバル(?)をハメようとする子もいるんです。
お客さんとの会話のなかでほかの女の子の話が出たら、どんなに好きじゃない子でも一応その場ではほめておく、というのが個人的に学んだスナックの鉄則。陰口にはお客さんもひいてしまいます。
女子力が重要に思えるスナックだけど、やっぱりお店のなかは女の子同士の世界だし、色恋を求めているお客さんばかりではないもの。最終的に必要とされるのは、人間としての成熟度なんだな~という気がします。
photo by Thinkstock/Getty Images