好きな人や気になる人の前ではもちろん、出会って間もない人の前でもできるだけ「素敵な私」でいたいもの。嫌われないように、変だと思われないように振る舞おうとすることも多いのではないでしょうか。

親しき仲にも礼儀あり」と言われるように、ある程度の節度は確かに必要ですよね。



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一方、人が人に親しみを感じるのは、「美談」を聞いた時よりも「失敗談」を聞いた時だと言われています。

例えば、

「私は動物が大好き。実家では2匹の犬を飼っている。」

という話を聞いた時と、

「私は犬が苦手で...。中学校の時に大きな犬に追いかけられて、怖くて近所の家のブロック塀に登って逃げて笑われたことがある。」

という話を聞いた時、どちらの話を聞いた時に親しみを感じるでしょうか?

個人差はあるでしょうが、ちょっと人に話しにくいような「えー、そんなことあったの?」という体験談を聞くと、その人のことを深く知ることができたような気がするので、心の距離が近く感じられるようです。

また、失敗談を聞けると、「そこまでの恥ずかしい話しをしてもいい相手だと思ってくれている」と思いやすくなります。相手が心を開いてくれていると感じられるので、自分も心を開いた「ぶっちゃけトーク」がしやすくなるようです。

親しくなるには、時には「失敗談」を話してみましょう。

なお、失敗談の内容は、深刻な失敗談だと相手が反応に困ってしまいます。「自分も相手も笑える内容」の失敗談にしましょうね。


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(恋愛セラピスト/大塚統子)

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