秋の名月がうっすら陰る幻想的な夜に☆28日に起こる「半影月食」って？

「最近変わった天体現象ないな～」と思っているみなさん！ 明日11月28日（水）～29日（木）は「半影月食」がありますよ～!! とはいっても、皆既月食や部分月食とは違って「半影」月食とはちょっと聞き慣れない言葉。 どういう現象なんでしょう？

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そもそも月食とは、満月のときに起こる「月が地球の影を通過して隠れる」現象のことですが、地球の影をつくる太陽はとても大きいため、地球には「本影（太陽の光が届かない部分）」と「半影（太陽の光が一部届く部分）」があります。 その半影に月が入るのが「半影月食」というわけ。月から見ると、地球による部分日食が起こっていると言えます。 月に部分日食が起きていたら（太陽の光の一部が月の表面に届いていなかったら）、月のその部分は暗く見えますよね？　今回は、その暗くなった部分を観測できるということ☆ もっとも、本影食に比べるとあまり暗くならず、月が欠けて見えることもないため、気づかないうちに終わっていることも多いんだそう。 しかし、今回は実に3年以上ぶりの半影月食で、次に起こるのは約4年後のこと。 そのうえアジア・オセアニア・太平洋地域でしか見られないようなので、できれば薄暗くなった珍しい月の姿も瞳に収めておきたいものですね♪ ちなみに、食は 欠け始め　21時13分 食の最大　23時33分 食の終わり　1時53分 というスケジュールで起こるそう。 帰り道に覚えていたら、夜空を見上げてみてくださいね☆ photo by Thinkstock/Getty Images ［コニカミノルタ］ （トレンドウォッチャー／小坂井良子）