先日引っ越しを終えた私。東京からは少し距離のある片田舎に引っ込みました。 空気はいいし、街はのんびりしていていいところなのですが、やっぱり買い物には少々不便。東京に住んでいたとき以上にネットショッピングに助けられています。 しかし、ネットでの買い物は、思わぬところに落とし穴もあるよう。 今回はその危険性と対策について考えたいと思います。  

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というのもじつはつい先日、知人がお財布を紛失したわけでもないのにクレジットカードの情報を悪用され、知らぬ間に15万円の買い物をされそうになったというのです! どうしてカード情報がもれたのかはまだ不明とのことですが「セコムが教える!女性のネットセキュリティ対策」より、このような時に考えられる原因が記載されてたのでご紹介します。 ・スパイウェアソフトに盗まれた 電子メールアドレス、氏名、住所、電話番号などの個人情報、クレジットカードの番号、ID、パスワードなどの秘密情報、サイトの閲覧履歴などを盗むスパイウェアソフト。自分ばかりではなく、登録している友人の情報などが流出してしまうこともある。 ・フィッシング詐欺 普段利用している金融機関などを装って、偽サイトに誘導し、個人情報を入力させて詐取するフィッシング詐欺。その情報をもとに偽造カードがつくられたり、インターネットバンキングが悪用されたりすることも。 個人的に、いつも冷静でシビアな視点を持っている知人のこと。フィッシング詐欺に遭うとは考えにくいので、スパイウェアソフトなのでは......? と推測しているところです。 同サイトでは、個人情報を入力するときの注意点として ・個人情報を送信する場合は、ページ下に南京錠マークが表示されている(SSL方式で暗号化されている)ことを確認する(URLの始まりが「https://」だとより安心) ・ウィルス対策ソフトを導入し定期的に更新する ・OSのアップデートを行なう ・よくわからないソフトをダウンロードしたり見覚えのないアドレスからの電子メールを開封したりしない ・個人情報を入力する場合は必須項目だけを入力し、余計な項目の入力は極力避ける ・IDやパスワードは簡単なものにせず、こまめに変更する ということを推奨しています。自分以外の人がパソコンを使う可能性がある場合はとくに注意が必要ですね。 また「いつも使っているサイトだから」「知っている名前の会社だから」という油断も禁物なよう。大手ショッピングサイトで買い物をしてその情報が悪用されても、ヘルプセンターでは何もしてくれないところもあるそうなんです。自分の身は自分で守るべし、ですね。 ちなみに、その知人は高額の買い物であったことや、相手のパスワード入力の失敗などからセキュリティ会社が「念のために」と連絡をくれ、迅速に対応してくれたので大事には至らなかったそう。真摯な対応に感謝ですね! 一番大切なのは、もしかしたらこのパスワードかもしれません。 実際にハッキングを受け、オンライン上にさらされてしまった数百万ものデータから集計した「最も危険で最悪なパスワードベスト10」は...... 10位「dragon」 9位「trustno1」 8位「letmein」 7位「1234567」 6位「monkey」 5位「abc123」 4位「qwerty」 3位「12345678」 2位「123456」 1位「password」 だそう。 最低限、上記のような安易なパスワードは避け、個人情報の取り扱いにはじゅうぶん注意したうえで、安心・快適なネットショッピングを楽しみたいですね! photo by Thinkstock/Getty Images [サーチナ、スゴモリ] (小坂井良子)
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