最近、イギリスのハリー王子が自身のメンタル問題について公の場で語ったり、歌手のセレーナ・ゴメスがリハビリ施設に入っていたことを告白したりと、セレブが心の病気をカミングアウトすることが増えてきています。

そんななか、今度はなんとバービーが、うつについて初めて口を開きました。

バービーが自身のメンタルヘルスについて初告白

バービーのオフィシャルビデオブログ「Barbie Vlog」に公開された『Feeling Blue? You're not alone Episode 12』。

この動画では、バービーが赤裸々にメンタルヘルスやセルフイメージについて語っています。

I woke up this morning, feeling a little blue. No real reason that I can think of... Everyone feels like this sometimes, right?

(今朝起きたら、なんだか気持ちが少しダウンしていたの。とくに思いつく理由ってないんだけど...誰だってこんな風に感じるときがあるでしょ?)

と話すバービー。

ネガティヴな気持ちに陥ってしまうときって、「モヤモヤ悩んでいるのは、もしかしてこの世界に自分だけかも...」なんて思ってしまいます。

でも、うつは誰にでも起こり得るもの。悩んでいるのは自分ひとりだけではありません。

「私はいつでもポジティヴなイメージでしょ? でも、本当の私はそうじゃない」

続けてバービーは、ポジティヴでハッピーな自身のパブリックイメージ通りに振る舞おうとして、自分を見失いそうになってしまったことも告白しました。

I feel guilty about being sad... because I am supposed to be the upbeat positive one all the time. But I am not...

(気持ちがダウンしてしまうことを後ろめたく感じてしまうの。だって私はいつでも元気でポジティヴでハッピーなイメージでしょ? でも本当の私はそうじゃないの...)

I don't always have to be upbeat and positive. And expect that of myself is; I isn't fair

(他人の目を気にしてイメージ通り振る舞おうと、いつも明るい私でいる必要はない。それを自分に期待するのもフェアじゃないわ)

いつもャーミングで明るいバービーにだって、気分がダウンするときがあって当然。

SNSでは一見華やかな生活を送っているように見えるセレブたちも、見えない部分では一般人と同じようにネガティヴな気持ちを抱えているのです。

また、他人から見た自分のイメージ通りに振る舞おうとするのはよくあることだけど、それって本当に大切なことなのか、疑問に思ってしまいます。

他人の評価なんて気にしないで、いつだって自分らしくいたい。私はそう思うのです。

さまざまなボディタイプの話題に続いて、まだまだ他人とはシェアしにくいメンタルヘルスについて、オープンに話してくれたバービー。

こうやって、影響力のある人たちが自身のリアルな体験を語ってくれることで、うつについての理解が深まって、誰でも気軽に話せるような雰囲気が広まっていけばいいなと思います。

METRO, The Washington Post, the fix, Dezeen

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