鏡を気にしながら、気にするべきは外見ではなく内面、ということにうっすら気づいている方も少なからずいらっしゃると思いますが、うっすらではなくガッツリ心に刻みましょう。すべてはそこからはじまるのです。
女子は日々の自分磨きに余念がないさて、今回は逆に女性について。
身だしなみに関しては、男性よりも女性のほうが気にするべき点がはるかに多い。
たとえば、月に2回サロンに通わなければ保てないヘアカラーや、長年研究を重ねたメイク、ネイルなど、言い出せばキリがない。自己満だと言われればそれまでだが、女子は日々の自分磨きに余念がない。
"キレイ目メイク控えめ髪の毛サラサラ服シンプルオトナ系女子"が男子の視線をかっさらっていくジェルネイルが流行り始めたのは私が高校生のころ。
指が美しく見えるように少し長めに伸ばした爪に乗るきれいな色、ストーンと呼ばれるピンクやブルーのキラキラした石。正直そういうのをするタイプではなかったので、うらやましかった。
さぞ男子ウケもいいんだろうと、男子に爪に対してのコメントを求めてみたが、「短い自爪がいい」との声が散見。
「は? わかってないなぁ。あのキラキラがかわいいんじゃん!」とそのころは思っていたが、いまならわかる。なぜキラキラネイルが不人気だったのか。
男子は爪の上に乗った石なんか見ちゃいない。何色だろうが関係ない。どうでもいいのだ。
そんなことよりも大事なのは、清潔感があるかどうかなのだ。短くそろえられ手入れされた爪、ツヤのある指先。
男子は、ささくれなんかひとつもない、女性ならではの清潔感あふれるパーツひとつひとつに心奪われるのだ。それは、"キレイ目メイク控えめ髪の毛サラサラ服シンプルオトナ系女子"がいつ何時も男子の視線をかっさらっていく、そんな光景をいままで何度も見てきたからわかったこと。
女は清潔感だ女子たちよ、いくら髪型にこだわろうがネイルに時間をかけようが構わない。ただ、髪を染めすぎてボロボロになってしまったら元も子もない。
お肌もスキンケアをしっかりしていなければかわいいメイクだって映えっこない。
女は清潔感だ。
27歳、れっきとしたアラサーである自分自身に日々言い聞かせている。
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