フラッシュタトゥーやスポーツウェアのブランドを立ち上げ、ファッション業界でもその才能を発揮している彼女が、今度はなんとクリエイターを目指す次世代ガールズに向けた奨学金制度、その名も「Formation Scholars」をスタートすることを発表しました。
自由な発想を恐れない、夢みる女子を奨学金でサポートBeyoncéさん(@beyonce)がシェアした投稿 - 2016 10月 15 10:23午後 PDT
「to encourage and support young women who are unafraid to think outside the box and are bold, creative, conscious and confident(決められた枠にとらわれず、自由に発想することを恐れず、大胆でクリエイティブ。それでいて自分の意志をしっかり持った、自信に満ちあふれた女の子たちのために)」
と、ビヨンセが設立した奨学金制度。
クリエイティブアーツ、ミュージック、文学、アフリカンアメリカンのいずれかの専攻者を対象に、アメリカの「Berklee College of Music」「Howard University」「Parsons School of Design」「Spelman College」の各カレッジに、ひとりずつ奨学金を提供するそう。
自分のパッションや思いを次の世代へ。セレブの間で広がる動きアートやミュージックの分野で活躍することを目指していたり、彼女のルーツであるアフリカンアメリカンに関する勉強に興味を持っていたりするのに、大学への進学が経済的にむずかしい女子生徒へのサポートを積極的におこなうビヨンセ。
その姿勢からは、自分のパッションや思いを次の世代へつないでいきたい、という強い思いが伝わってきます。
ビヨンセよりひと足早く、恵まれない子どもたちのために奨学金制度をスタートさせている歌手のリアーナをはじめ、次世代の子どもたちのために自分の財産や地位をどんどん使おうとする動きが、いまセレブの間で広がっているのを感じます。
お金も地位も名声も、だれかのために使ってこそ価値があるBeyoncéさん(@beyonce)がシェアした投稿 - 2017 5月 2 8:07午前 PDT
ビヨンセのもっともパーソナルな部分が凝縮されたアルバム『LEMONADE』の発売1周年を記念してスタートした「Formation Scholars」。
苦労して築いた財産や名誉は、つい自分や家族のために使いたくなってしまいがちですが、ビヨンセはそんなに器の小さな女性じゃない。お金も地位も名声も、だれかのために使ってこそ価値があるという信念にしたがって、社会のために「良い」と思うことを躊躇せずに実行する、ポジティヴな行動力には脱帽します。
いつも自分に正直にぶれない信念を持って、社会のため、だれかのために、自分ができることを実行していくビヨンセ。
彼女の楽曲がこんなにも世界中で愛されているのは、ビヨンセ自身の人間としての魅力が音楽のなかにあふれているからだと思います。
写真/gettyimages
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