職場の人や女友だちから、たまにメールで送られてくる「オンラインパーティ」の誘い。

この招待状メール、よくよく読むと、「皆で一緒にオンラインショッピングをすればディスカウントがあるよ! だから買おうよ!」という話。

しかも、招待された人が買えば買うほど、そのオンラインサイトからさらなるディスカウントや商品が、パーティの主催者に届くのだそう。

自分が得するために一斉に招待メールを送るフランシスコ女子たち。

付き合いで買うべきか? 買わなくてもいいのか? なかなか難しいオンラインパーティを紹介します。

オンラインパーティの誘い。最近はメールよりもSNSが主流

Wishさん(@wishcandles)がシェアした投稿 - 2017 3月 30 4:23午後 PDT

メールで送られてくるオンラインパーティもありますが、最近多いのはFacebookなどのSNSを通じて招待されるパターン。この場合、単なる知り合い程度の人でも気軽に誘っていることが多くあります。

最近では、レギンスなどのエクササイズウェアのオンラインパーティが人気の様子。

そのほかによく招待されるのが、主にバッグを扱う「Thirty-One」というブランドのオンラインパーティ。このブランドはオンラインだけではなく、ホームパーティ形式でも販売しているのをよく聞きます。

日本でも下着や化粧品、洗剤など、いわゆる「ネットワークビジネス」という販売方法をとっているブランドがたくさんありますが、アメリカでもとても多いのです。

パーティと言われたから行ってみたら、販売会だった

Thirty-One Giftsさん(@thirtyone)がシェアした投稿 - 2017 2月 13 12:53午後 PST

アメリカに来たころは、友人を作るためにも、誘われたら断らずに何でも参加するようにしていました。

知り合いにホームパーティに誘われて行ってみると販売会だった、なんてことが何度かあり、最近ではそれがオンラインパーティと名前を変え、さらに気軽にSNSを通じて誘われます。

よくあるのが、ジュエリー、メイクアップ、スキンケアのオンラインパーティ。

ほかにも、インテリア、クリスマス、スプリングなどのシーズンもの、また母の日や父の日なんかのイベントものなど。ありとあらゆるオンラインパーティが存在するのです。

実際、みんな買ってるの?

Natalie Clineさん(@nattys_life)がシェアした投稿 - 2017 4月 13 9:09午後 PDT

オンラインパーティに誘われる度に気になるのが、実際に皆買っているのか? ということ。

先日、知り合いから「スプリングオンラインパーティ」という名の、ファッションショッピングサイトでのパーティの招待状が来たので、それを受け取った友人3人に、買うかどうか尋ねてみました。

1人目は、

「買わない。オンラインパーティはキリがないから。だって、欲しいものは自分の気に入ったブランドのオンラインショップで買いたいもの」

2人目は、

「30ドルくらいの安めの化粧ポーチをオーダーしようかな」

3人目は、

「この手のネットワークビジネスは嫌いだから、あまり買わない。でも家族や親しい友人や同僚がホストするとき、とくにクリスマスなんかだと、買うこともあるわ」

と話していました。

私は、いとこがホストしたオンラインパーティで、旅行用のバッグをふたつ購入した経験があります。

100ドル以上買ったら20ドルの化粧ポーチが無料でもらえる、と言われて購入したものの、そんなに欲しいわけでもなかった買い物でした。

オンラインショッピングを皆でしたら楽しい! という感覚はわかる気がしますが、押し付けになってしまうと難しい、というのが正直なところです。

写真/Shutterstock

こちらも読まれています

オンラインで集まって瞑想する。マインドフリーを目指し始めたサンフランシスコ女子

なんであんな深刻になってたんだろw 東京女子が負のループから抜け出しはじめた #sponsored

春の自分をコンディショニング。やさしくなれる服見つけた #sponsored



【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】

RSS情報:https://www.glitty.jp/2017/04/061860sanfrancisco.html