でも家でVRを本格的に楽しむには、ハイクオリティ&ハイスペックなPCや機材が必要。家で体験するには、ちょっとハードルが高いのが難点...。
そこで誕生したのが、VRを気軽に体験できるというスポット「VR SPACE SHIBUYA」。
渋谷初のVR体験アミューズメントパーク案内してくれたのは、VR SPACE エグゼクティブプロデューサーの二宮明仁さん。
右も左もわからない初心者です...という人でも、装着の仕方から操作の方法まで、ていねいに教えてくれます。
とはいえ簡単な操作さえ覚えてしまえば、あとは手を回したり、足を前に出したり体を動かすだけ。
基本の説明を受け、さっそく仮想空間へ!
VRでリフレッシュできる理由この日、編集部・篠田が体験したのは、「VR体験ショートチケット」。約20分間で、海中を散歩したり、山の頂上からの風景を楽しんだりと、数種類のVRが楽しめるコースです。
空間は変わっていないはずなのに、海のなかでは水の冷たさを感じ、山の上では風が吹き抜けていくのを感じるから不思議。
二宮さん曰く、「クロスモーダル現象」といって、仮想体験によって、実際には起こっていない感覚を得る現象(※)なんだとか。これが、VRでリフレッシュできる理由なんですね!
そして、「ちょっとこれだけじゃもの足りないわ〜」っていう人にも、「VRってなんぞや?」という人にも、ぜひ体験してみてほしいのが、VRによる"没入感"をいちばん実感できるホラーゲーム。
こちらはぜひ、動画で体験している様子をご覧ください。
VRだからできること
リラックスしたり、ハラハラドキドキしたり。VRを体験したあとは、テーマパークに行ってきたような充足感があります。
「じつは僕はもともと、ディズニーランドのようなテーマパークを作ることが夢だったんです。VRを体験したとき、VRならそれができるかも! って思って、ここを作ったんです」と二宮さん。
今後のVR SPACEの取り組みについては、
「ひとりで体験するんじゃなくて、みんなで一緒に楽しめるVRを導入する予定です。それこそ、みんなで敵を倒したり、旅気分を共有できるようになりますよ。あと、出会いを求める男女向けのマッチングイベントもやりたいなあって企画しているところです」
と夢は広がるばかり。
たとえ仮想でも、頭のなかで思い描いていたものを自分の目で見ることができたり、いつか...と願っていた夢を叶えることができたり。
VRを体験すると「今度はあれがしたい」「こんなこともしてみたい」という気持ちが、どんどん沸き起こってきます。
興味の矛先を見失ってしまったり、自分って本当は何がしたいんだろう? と悩んだとき。VRが、それを思い出させてくれるかもしれません。
[VR SPACE SHIBUYA]
場所:東京都渋谷区渋谷2-1-11 郁文堂ビル 4階
※要予約。詳細・ネット予約はこちら>>
電話予約:03-6427-4072
取材・文/グリッティ編集部
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】