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メイクは究極、眉尻だけでいい

2016/06/14 19:30 投稿

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「きれいになりたい」という気持ちで美容本を広げるものの、できた試しがありません。

というのも、朝はスムージーではじまり、夜はたっぷり2時間の半身浴。さらにあれを塗り、これを塗り...と、手間と時間と精神力がいる美容法に、読んだだけで挫折してしまっていたから。

そんな私でも「これならできるかも」と思えたのが『岡本静香のすっぴん美容』(光文社)。

きれいになりたいけれど、時間をかけられない。ていねいに行うよりは簡単にできるほうがいい...という人に向けたアドバイスが紹介されています。

フェイスパックは洗い流すタイプを使う

著書の岡本さん曰く、フェイスパックはシートマスクではなく、塗るタイプを使うといいとのこと。

「シートマスクのように、そーっと顔に広げる手間がいりません。そしてもうひとつは、バスルームで使うこと。(中略)鎖骨や胸など、気になるところにどんどん塗って、ボディケアまでできてしまうのが最高なんです。」

(本文P38より抜粋)

パックをバスルームで行い、そのまま洗い流してしまえば簡単。シートマスクがうまく広げられないイライラ、小鼻のまわりなど細かい部分にマスクがうまくのせられない...という悩みも解決します。さらに、湯船につかってる間にパックしてしまえば一石二鳥です。

ファンデーションは顔の中心だけのせる

本書を読んでいちばん驚いたのが、ファンデーションを顔全体に塗る必要がないということ。

「ファンデーションを"輪郭ぎりぎりまで塗る"というのはひと昔前のテクニックで、素肌感を残した旬顔をつくるには、顔の中心だけで十分です。」

(本文P47より抜粋)

おでこ、両頬、口・鼻まわりを少し塗り、あとはのばすだけ。顔全体に塗るより、むしろ顔の中心だけにのせた方が、素肌っぽいナチュラル肌をつくれるんだそう。

たしかにこれなら、自然に肌色になじみ、顔と首の色が違う...という心配もありません。

1か所メイクするなら「眉尻」

寝坊して遅刻寸前! でも大人女子たるもの、いくらなんでもすっぴんで出かけるわけにはいきません。そんなとき、岡本さんは眉メイクを薦めています。

「朝、時間がなくて1カ所だけメイクするなら眉、そう決めています。」

「眉で大事なのは、とにかく『眉尻』。眉尻があればきちんとした顔に映るのです。」

(本文P43、49より抜粋)

これは私もおおいに納得! 私は空手をやっているのですが、いつの間にか練習風景を撮影されていたようで、後日あがってきた写真を見て愕然したことがあります。

写っていたのは、ポーズはいっちょ前なのに眉がない、めちゃくちゃマヌケ顔の自分。このとき、どんなときでもとにかく眉は必要だと実感しました...。

ほかにも、肌がきれいに見せるメイクや、著書の岡本さんが使って本当によかったと思えるスキンケア・コスメアイテムなどが紹介されています。

この本で印象的だったのは、自分ができることや、好きなことだけを行えばいいと言ってくれていること。肩の力を抜いて続けられる美容法を、ようやく見つけられた気がします。



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