家具にも生まれた場所がある
その方法とは、森の風景が見えてくるような木材を使った家具に囲まれて過ごすこと。単純に木の家具を買うのではなく、その木がどこで生まれて、どのように愛されて、どうのように私たちのもとへやってきたかを感じられる家具に出会うことです。
そのことに気づくきっかけになったのが、3月12日から4月12日まで、渋谷ロフト3階イベントスペースで開催される「つながる暮らし展」のお知らせでした。
日本の豊かな森で育った木が、人の手を通して街の家具へとかたちを変え、そして未来の森へとつないでゆく様子を、スライドで見ることができます。さらに、宮崎県諸塚村の森の声がBGMで配信されます。
食卓テーブルや椅子などの大型家具とともに、食器類も展示販売。素材や形状から、日本各地の伝統文化、風土を感じることができます。
森のように癒してくれる家具
日本の山の呼吸にあわせて木を育て大切に伐採し、作り手につないだ林業の方々。魂をこめて作品に仕上げる職人さん。ていねいに運ぶ運送のプロ、愛情もって販売する店員さん。自分の手元に届くまでのあゆみが見えると、今は家具となって活躍している木が、もともと住んでいた森の様子を想像してしまいます。
森の色や音を頭でイメージするだけで、とてもリラックスした気分になるのは本当に不思議。展示会はまだ開催前ですが、すでにマイヒーリング家具との出会いを妄想して、胸がいっぱいです。
「つながる暮らし展」
展示会場:渋谷ロフト 東京都渋谷区宇田川町21-11
展示期間:2016年3月12日(土)~4月12日(火) 10:00~21:00