ママから仕事に意識をかえるアイテムが大活躍
4歳の育児真っ最中、私の周りにも働くママ友がたくさんいます。彼女たちに共通しているのは、イキイキしていること。仕事も育児も自分の趣味も、それぞれ楽しんでいる。時間の使い方が本当に上手です。「ワーキングマザーの仕事と育児の両立に関する意識調査」によると、彼女たちは仕事モードと育児モードを切り替える、スイッチングアイテムを活用しているのだとか。調査結果の1位はヒールのある靴、2位はジャケット。どちらも子どもと遊ぶときは避けるアイテムですね。
私の友人は、濃いめの化粧やピアスなどのアクセサリーをすると仕事モードになると言っていました。仕事が終わり、お迎え時はナチュラルメイクにして、アクセサリーをはずすと、ほんわかママモードになるそうです。
どうすれば気分があがるか、知っておく
ワーキングママは、気持ちの切り替えが本当に上手です。時間が限られているからでしょうか、いつまでもうじうじ悩まない。自分がストレスを発散できる方法をたくさん持っています。例えばエステ、占い、お気に入りのレストランやカフェ、買い物、おしゃべり。マンガを読む、海外ドラマを見るという友人もいます。
妊娠や育児は、思い通りにいかないことばかり。はっきり言ってストレスもたまります。泣く子をあやしながらでも、自分でコンディションを整えるしかない。そんな経験を通じて、自分なりのリラックス方法を見つけています。それが、仕事に復帰してからも活かされているのですね。
大変なのは数年と考える、キーワードは「バランス」
意識調査では、約9割が「子どもがいてもキャリアアップしていきたい」という女性に「賛同できる」と回答しています。私の友人たちもキャリアアップしたいと、当然のように言っています。ただ、子どもがいないときと同じペースで仕事はできないので、長期戦で考えているようです。
幼稚園や小学校入学。お受験に習い事。母親がフォローしなくてはいけないことはたくさんあります。客室乗務員として働きながら、私立小学校のお受験をこなした先輩ママがアドバイスしてくれたのは、バランスをとるということ。
仕事や自分の趣味を抑えなくてはいけない時期もありますが、かならず数年で終わります。その後で、思う存分に仕事をすれば良い。大切なのは、「いま何をするべきか見極めて、そのことに注力すること」だそうです。ママになりできないこともありますが、その制約が生活にメリハリをつけてくれる。輝いているワーキングママの生き方は、家族も友人たちもハッピーにしてくれます。