「しぶんぎ座流星群」は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ三大流星群のひとつ。毎年1月4日前後に活動のピークを迎えるので、年のはじめを飾る流星群として知られています。
この流星群の特徴は、活動が活発になる期間が数時間と短いこと。ですから、活動のピークが昼間にあたると、見られる流星の数がぐんと少なくなってしまいます。
今年初めての流れ星を見つけよう
2016年の場合、活動のピークは1月4日(月)17時頃。う~む、これはビミョウですね......。空を見上げるタイミングは、4日(月)の真夜中から未明までと、5日(火)の真夜中から未明まで。チャンスは2度ありますが、どちらも夜半過ぎには月が昇ってきます。半月(下弦の月)を過ぎたほっそりとした姿の月とはいえ、月明かりの影響を受けてしまいそうです。
このように、条件はあまりよくありませんが、流星キャッチの可能性はゼロではありません! 月明かりが目に入らないように注意しながら、空全体を見渡してみましょう。もしかしたら、自分にとって今年初の流れ星に出合えるかもしれませんよ。初詣のときにひくおみくじのような感覚で、運試しに夜空を見上げてみてくださいね。
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