プラチナでもアレルギーが起こる?
私の場合、結婚指輪を選ぶとき、プラチナの指輪であってもPt900やPt950だと混ぜられたパラジウムによる金属アレルギーが心配でした。試着のときは平気でも歳をとり体質が変わることもあると聞き、金属アレルギーの原因になりにくいPt1000の結婚指輪を作りました。しかしサイズ直しできるお店が圧倒的に少ないうえに、純度が高いため傷がつきやすいというデメリットも。仕方がないので傷だらけになった指輪はいつもクリップのカーブ部分でこすってピカピカにしています。
そうして試行錯誤しながらも着用から10年以上経った今、なんとプラチナ自体でアレルギーを起こす可能性もあるという話が出てきました。そういう人はどうしたらいいのかと思っていたら、金属アレルギーにならない素材で作られた指輪があることを知ったのです。
医療用素材でつくられた安心感
それが東京ダイヤモンド株式会社が開発した「タンタル」と「ハフニウム」という素材でつくられた指輪です。タンタルは人工心臓に使われる医療用素材でもあるのだとか。そんな素材なら、たしかに安心。またこのタンタルはプラチナに比べて色が黒いことから、タンタルとほぼ同じ性質を持つ白い金属であるハフニウムの指輪も開発したのだそう。
タンタル製リング ハフニウム製リング
黒っぽいのが好みの人はタンタルで、白っぽいのが好みの人はハフニウムでという選び方ができますね。
これから結婚指輪を選ぶという人も、ペアリングを考えている人も、結婚指輪を作り替えたいという人にも参考になるのではないでしょうか。注文方法はこちらから。