第一弾のテーマは「フィトテラピー(植物療法)」で、植物療法士・森田敦子先生が主宰するルボアフィトテラピースクールで学び、AMPP(仏植物療法普及医学協会) の認定を受けた講師を招き、フィトテラピーの基礎を本格的に学べる内容となっています。
第一回目のスクールを見学させていただいたなかから、意外と知らないアロマオイルの使い方をお伝えしたいと思います。
アロマオイルの正しい活用法
フィトテラピーとは、植物の力を利用して人間が本来持っている自然治癒力に働きかけ、病気の予防やケアをするヨーロッパの伝統療法のこと。
漢方、タラソテラピー、ハーブ療法など、フィトテラピーにもさまざまな種類があるのですが、なかでも私たちになじみ深いのがアロマテラピーです。
アロマオイルの選び方
アロマテラピーに使うアロマオイルですが、日本では「雑貨」扱いのため、品質はピンキリなんだそう。
そこで、アロマオイルの品質を見極める方法としておすすめなのが、「原産国や製造方法などが記載されているものを選ぶ」ことだそう。アロマテラピーを行う上では、上質なアロマオイルを選ぶことが重要です。
ラベンダーは寝る1時間前に
リラックス効果が高いことで有名なラベンダーのアロマオイルは、じつは免疫を上げる効果もあるとのことで、寝る直前に嗅ぐと目が冴えてしまうのだとか。
安眠のためにラベンダーのアロマを活用するのであれば、寝る1時間くらい前に香りを嗅ぐのがいいそうです。
風邪予防に有効なアロマオイル
この時期気になる風邪に対しては、ユーカリラディアータやティートゥリーといったアロマがいいそう。希釈してリンパにすりこんだり、上記のアロマオイルを2~3滴入れた水でうがいしたりするといいとのことです。
また、フィトテラピーはあくまでも、体の不調を治す手助けをしてくれるもの。本当に病気でつらいときは、病院に行って薬を飲むことも大事だそう。
ナチュラル思考に偏りすぎず、取捨選択することも大切なんですね。
エッフェオーガニックでは、今後も定期的にこのようなスクールを開催していくとのこと。エッフェオーガニックが理想とする「オーガニックセクシー」な女性像に合った内容のスクールを幅広く開催するそうなので、今後のラインナップも楽しみなところ。
大人になってからの勉強ってとっても贅沢なことなんだな、と感じた2時間でした。
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