人生の節目に様々な儀式(成人式、卒業式、還暦など)が用意されているように、1年の終わりにも自分だけの「小さな儀式」を行って自分の成長を確認してあげることで、心を元気づけてあげることができます。
きっとこの1年、誰もがさまざまな体験を通して感情の浮き沈みを経験し、自問自答しながら進んできたはず。小さな儀式を通して「頑張ったね! 」と自分を褒めて心を浄化してあげましょう。これは2016年をフレッシュな気持ちでスタートする準備としても効果的です。
【1年を振り返る小さな儀式の方法】①感謝メディテーション
まずはこの1年に対する感謝の気持ちに思いをはせてみましょう。どんな小さなことでも、自分にとって感謝できることであれば思い浮かべてください。感謝メディテーションの詳しいやり方はこちら。
②今年1年の経験を通して学んだことを書き出す
人の心は日々成長しています。この1年経験したことで、自分にとってプラスの学びになったことを振り返り、ノートやパソコンに書き出してみましょう。気がついていなかった自分の成長や学びにハッとさせられるかもしれません。
③今後取り組みたいことを書き出す
②で自分の学びを書き出す作業をすると、自然と今後取り組みたいことがクリアーになってきます。「人生に不可能はない! 」そんな自由な気持ちでノートやパソコンに書き出してみましょう。
④「ToDoリスト」を作り、今年中に済ませたいことをチェック
忙しくて後回しにしてきたこと、ずっと心に引っかかっていることがあればリストを作り、時間を見つけて済ませてしまいましょう。気持ちよい年明けを過ごすためにも、やり残しはない方がいいはず。
⑤心の葛藤やモヤモヤを手放す
思い通りにならなかったこと、イライラやモヤモヤする気持ちを優しく見つめて手放してあげましょう。解決していないことはまだそのタイミングがきていないからかもしれません。「全てはなるようになる! 」そう自分で決心することで、1年の締めくくりを穏やかに、希望を持って過ごすことができます。
週末など時間のあるときにまとめてやってみるのもいいですし、何日かに分けて一つずつやってみる方法もあります。1年の締めくくりを祝い、自分の成長を再確認する儀式として、ぜひ取り入れてみてください。
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