おいしいブルーチーズ発見! 「ニセコチーズ工房」のブルーチーズ「空【ku:】」
同じタイプのチーズでも、工房のある土地の風土や作り手によって味や風味はさまざま。なかでも人気のチーズを、同店に教えていただきました。
「ニセコチーズ工房」(ニセコ町)のブルーチーズ「空【ku:】」は、食べやすく、かつ深みがあるチーズです。毎日チーズを食べているのにブルーチーズにはなかなか馴染めなかった私も、その美味しさを知るきっかけになりました。
北海道内のチーズ工房の代表格「チーズ工房アドナイ」(興部町)のウォッシュタイプ「フロマージュドエール」は、表面を洗いながら熟成したクリーミーで濃厚なチーズ。開店から大好評で売り切れのことも。同工房の白カビタイプ「SAYURI」も、たくさんのリピーターがいるそうです。
ワイン別おすすめチーズは 赤ワインに「しあわせチーズ工房」の「幸(さち)」
ワインの種類別に、相性がいいチーズも教えていただきました。
辛口のスパークリングワインには、口の中でとろける食感が特徴の「共働学舎新得農場」(新得町)のマルセランタイプ「プチプレジール」を。
赤ワインには「しあわせチーズ工房」(足寄町)の「幸(さち)」が織りなすナッツのような香ばしい香りとコクがぴったり。
フルーティな白ワインには、ヨーグルトのような酸味をもつ「おおともチーズ工房」(浜中町)の「レクタン」が好相性です。
同じ北海道産ワインとのマリアージュも探してみたいですね。迷った時は、店舗スタッフさんのアドバイスも受けられるそうです。
北海道には、日本全体のおよそ6割、約80万頭もの乳牛がいます。広大な牧場で、きれいな水を飲み、太陽をいっぱい浴びた草を食べ、のびのび育った乳牛。その牛たちの良質の乳から作られたチーズはパワーフード。カットして食べるだけでなく、チーズフォンデュなどにすれば、寒い季節に元気をもらえることでしょう。
[チーズのこえ]