しまえないなら、あえてインテリアにする
ですがモノが減るだけでは、すぐに部屋が片付くというわけでもなく、つぎに気になるのがどのようにすればお部屋をキレイに保てるのかということ。『収納上手にならなくてもいい 片づけのルール』には、そのポイントがこのように書かれていました。
その1 出しっぱなしでも美しい「用の美」のある道具を選ぶ
その2 ものを置かないと決めた棚。あえて、意識的につくる空白
その3 出しやすい、しまいやすい。毎日の行動から収納場所を決める
(『収納上手にならなくてもいい 片づけのルール』P13より)
たしかに、あえて棚の一部に空白をつくることで、なぜか片付いた印象をうけます。また使う場所に収納することで、出しっぱなし防止にもなりそう。
それでも出しっぱなしになるものはどうしても出てきます。でもそれが置いておくだけでインテリアになるような美しい道具であれば、邪魔な気はしません。しまえないなら、あえてインテリアにするというのは嬉しい案です。
色を統一することでスッキリ片付く
さらに色を統一するという方法もあります。我が家では「家族がくつろぐリビングだけは乱雑にしたくない」という気持ちから、リビングに置く小物やテーブル、壁、棚にいたるまですべてオフホワイトで統一しています。するとスッキリして見えるのです。そして引き出しにしまうべき、色のついた文具や道具が置いてあるとかなり目立ってしまうため、すぐに片づける気になります。
とはいえ頑張り過ぎて、家族を窮屈な状態にしてしまっては本末転倒。人それぞれ居心地のよい状態は違うから、家族で一緒に少しづつお互いにとってよりよい片づけ方を見つける、その過程も楽しみたいと思います。
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