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送る意味がある。被災地支援になるチャリティー年賀状

2015/11/26 23:00 投稿

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ここ数年は、書きたい気持ちと書かない自分のギャップをモヤモヤと感じながら過ごしている年賀状。SNSで挨拶すれば事足りてしまうことも手伝って、年々送る枚数が減っています。

送りたい気持ちが高まる年賀状

ポイントや音楽が付いた年賀状など、送った相手が喜ぶタイプのものがたくさん出ていますが、正直なところ、自分も喜べる方が、より送りたい気持ちになります。送るたび、受け取り手も自分も嬉しい年賀状。それを、チャリティー年賀状が叶えてくれました。

チャリティー年賀状は、全国の学生を対象とした「年賀状デザインコンテスト」にて入選し商品化されたデザインテンプレートで年賀状を送ると、流通枚数に応じて1枚あたり10円が、東日本大震災で被災した学校の備品や設備、教材の購入に充てられる仕組み

東日本大震災からまもなく5年になる今も仮校舎や間借り校舎で不便を強いられている学校、学生が、少しでも良い環境で学べるようにするための支援活動です。

昨年は、販売開始後わずか20日で2万枚突破し、チャリティー年賀状のスタートから昨年までの支援金寄附総額は、300万円を超えたそう。今年は入選作品100点を販売しています。

送るたび、どこかで誰かの役に立つのなら、より多くの人に送りたい気持ちになります。

スマホ年賀状が送りたい気持ちを後押し

デザインの作成から印刷、ポストへの投函までをスマホで簡単におこなえるサービススマホで年賀状」が、送る気持ちを高めてくれるもうひとつのポイントです。

今年は、紙に手書きした文字を撮影してデザインに取り込んだり、宛名ごとにメッセージを変えたりできる機能が追加。より相手に合わせた年賀状を出せるようになりました。

本来は年賀状を出すのに理由はいらないのかもしれません。でも、チャリティーに参加できるという「出す理由」が人々の心を動かすのなら、気持ちがこもった年賀状のあたらしい形として根づくでしょう。

チャリティー年賀状

image via Shutterstock

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