ドイツの人々は、特別な日に花を贈り合うだけではなく、日常的にグリーンを家に飾ります。クリスマスまでのこの時期はとくに、みんな腕のみせどころ。住まいのテイストや家族構成に合った雰囲気で飾りつけをしています。
そんなわけで、お花屋さんの店頭もすっかりクリスマス。大きさも形もさまざま、たくさんのステキな飾りに出会うことができます。置くだけで完成するラクチンなもの、挿して飾るもの、セルフメイド派ための生木や枝、デコパーツもあったり。
私のおすすめは、低めの生木にすでに小ぶりのオーナメントが施してあるツリータイプ。
狭い家でも置きやすいサイズ感が◎。生木なので今年限りですが、プラスチック製のツリーにはない温かみと優しさがあってとても好きです。イルミネーションの電源プラグも付いて30ユーロ程度。ブーケを買うように気軽な感覚で購入でき、クリスマス期間ずっと楽しめるところもお気に入りポイントです。
今年はどんなものを用意しようか、悩みながらのお花屋さんめぐりは楽しいもの。食卓に、玄関に、寝室やトイレにも、ついついたくさん買っていろんなところに飾りたくなってしまうのがクリスマスマジック。
場所をとらないアレンジメントは手土産にも喜ばれるので、甘いものを食べない人にはこういうものを選ぶようにしています。
こちらは我が家が選んだ今年のアレンジメント。グリーンは本物なので、週一程度で水やりをしています。
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