空気が冷たくなると、鍋が楽しみな季節。

今年もさっそく、野菜をうすくスライスさせた「リボン鍋」や、意外なものを組み合わせる「ハイブリッド鍋」が話題ですが、最初の鍋はやっぱり「水炊き」が食べたい!

そこで今回は、食メディア「FOODIE」から、絶品「水炊き」をつくる3つのポイントを紹介します。

1.鶏肉は異なる部位を組み合わせる

水炊きに欠かせない鶏肉。気分に合わせて骨つきにしたり、ももを使ったりしていましたが、じつは2種類を組み合わせることで、味に深みとうまみがでるのだそう。

「水炊きに使う鶏肉は、骨付き肉、もも肉など、さまざまな部位を混ぜると複雑なうまみが出ます。鶏肉の銘柄も変えて組み合わせると、より深みのある味になりますよ」

2.うまみエキスたっぷり白濁スープ

具材を入れて煮込むだけでかんたんなのが水炊きのいいところでもありますが、味に飽きてしまうことも......。お店のようなコクのある濃厚な味わいに仕上げるには、スープに一手間加えることで叶うそうです。

「水に粗く砕いた鶏がらを入れて、強火で沸騰させながら、2時間じっくり煮ます。鶏がらからコラーゲンや鶏肉のうまみエキスがたっぷり染み出て、とっても濃厚な白濁スープがとれます」

大鍋にたっぷりの水、粗く砕いた鶏がら、長ねぎ、しょうがを入れて、中強火で沸騰させながら、約2時間煮る。 3.具材はシンプルに

日頃の野菜不足の解消に......と、ついつい色々な種類の野菜を入れたくなってしまいますが、水炊きの具材はシンプルなほどおいしくなるのだとか。

「水炊きは鶏肉のうまみを味わうためのもの。だから、具材はできるだけシンプルなほうが最後まで味が濁らず、おいしくいただけます」

この3つのポイントを抑えるだけで、いつもの家の水炊きも料亭のような、まろやかでじんわりとしたコクと深みのある味わいに。これなら、最後の締めまで飽きずにおいしくいただけそうです。

水炊きの詳しい作り方のほか、2時間もスープを煮込む時間がない......という人のために、番外編として、短時間でもおいしい出汁がとれるかんたん水炊きの作り方が紹介されています。家族や友人に「腕があがった?」と聞かれちゃう絶品水炊き、ぜひ試してみてください。

FOODIE

(マイロハス編集部)

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