昨年春に国立公園に指定された慶良間諸島。「ケラマブルー」と呼ばれる透明な海が広がり、ウミガメとの遭遇率が高かったりなど、人気の観光スポットですが、11月以降は観光客も減り、ゆっくり観光するには絶好の癒しスポットとなります。

シュノーケリングだけじゃない、座間味ビーチでの楽しみ

同じくミシュランでふたつ星がついた古座間味ビーチでは、ダイビングやシュノーケリングもいいですが、あえて海に入らず、ビーチに寝転がってお昼寝をしたり本を読んだり、ヨガをして全身で自然を感じるのがおすすめ。

打ち寄せる波の音に耳をすませ、青く澄んだ海と空を眺めながら砂浜の上に座っていると、しだいに心が癒えていくのを感じます。

また、何より見逃せないのが、座間味ビーチからの夕暮れ。その美しさに心が浄化されるようなひとときを過ごせます。

座間味島は1988年に公開された映画『マリリンに逢いたい』の舞台でもあり、映画に登場する犬のマリリン像のある場所から見る夕日の美しさは、地元の人も絶賛する隠れスポットだそう。

沈みゆく夕日を眺めていると、自然と心や表情が穏やかになっていきそうです。

満点の星空散歩で心のデトックス

夕日を心ゆくまで楽んだあとは、ぜひとも星空散歩を。ハブが多い沖縄は、通常草むらや夜道を歩くのは危険ですが、座間味村にはハブがいないそうなので安心して夜の散歩ができます。

街灯の少ない場所で空を見上げると、そこにはまるでプラネタリウムかと思うほどの満点の星空が目の前に広がります。運のいいときには、たくさんの流れ星を見ることもでき、この感動は都会では味わえません。満月の時期には月光浴で心身の浄化をするのもいいでしょう。

ゆったりのんびり過ごせる秋の慶良間、心のデトックスにおすすめです。

取材協力/癒しの宿 久志

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