紅茶の美味しい入れ方「4つのゴールデンルール」
ひとことで「紅茶」と言っても、産地や季節によって味と香りはさまざま。その奥深さに女性のみならず男性もハマる人が多いのだそう。9月1日にリニューアルオープンしたリプトンの紅茶教室「サー・トーマス・リプトン ティーハウス ギンザ」に、紅茶をもっと楽しむキホンのキ、美味しい淹れ方を教えてもらいました。紅茶本来の味や香りを引き出すには、ポットの中で茶葉を上下に躍らせる「ジャンピング」をうまく起こすこと。オフィスで使うことが多いティーバッグの場合もあわせて紹介します。
1 水は汲みたての水道水で
汲みたての水道水には空気がたくさん含まれており、沸騰させてポットに注ぐと空気の力でジャンピングが起こります。気になるカルキ臭も2~3分沸騰させれば飛んでしまいます。ミネラルウォーターは含有成分によって、紅茶の色や味に影響が出てしまう場合があるため、美味しい紅茶を楽しむには水道水が最適なのです。
2 ティーポットを温める
ポットが冷たいと注いだお湯の温度が下がり、ジャンピングが起こりにくくなります。
ティーバッグの場合:ティーカップを温めておきます。
3 茶葉の量はティースプーンで正確に
ティースプーン1杯=3g。茶葉専用のスプーンを決めておきましょう。
ティーバッグの場合:空気で浮かび上がらないようにティーカップの縁から滑らせるように静かに入れます。原則、ティーバッグ1袋でティーカップ1杯
4 蓋をして3分間蒸らす
蒸らし時間はジャンピングの真っ最中。じっくりと美味しさを抽出します。
ティーバッグの場合:1~1分半を目安に、軽くふって取り出しましょう。ソーサーや小皿などで蓋をするとより美味しくなります。
(「紅茶の美味しい淹れ方」より引用)
水道水で淹れた方が美味しいだなんて意外です! リプトンの茶葉は、販売する国の水質や好みの味に合わせてブレンドされているのだそう。日本では世界に10人しかいない「リプトンマスターブレンダー」の一人が日本国内で販売する、すべてのリプトン商品の味をコントロールしています。
ダージリン リーフティー 1,400円(税別)
アールグレイ リーフティー 1,400円(税別)
軟水(日本の水道水)で淹れたものと硬水で淹れたものを飲み比べてみると、硬水の方は色が濃く渋味を強く感じました。ミネラルウォーターを使う場合は、よく振って空気を含ませてから沸かすといいそう。知っているようで知らない紅茶の知識......。もっと学びたくなってきました。
初心者向けの1DAY講座から資格取得講座までをおこなうサー・トーマス・リプトン ティーハウス ギンザでは、プレミアムブランド「サー・トーマス・リプトン」の茶葉も販売しています。帝国ホテルなどで提供されている高級茶葉は、東京みやげにもよさそうですね。