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離婚や大きな失恋のあと、どう立ち直ればいい?

2015/10/09 23:30 投稿

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こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

数年前に「セカンドバージン」という言葉がはやりましたが、この言葉が表しているように「女性が一度、大きな愛を失う経験をしてしまったとき、次の恋愛に進むことがなかなか難しい」ということが起こります。

人生にはさまざまな出来事がつきものです。

結婚を考えて長い間同棲しても破局する、ということもあれば、結婚しても離婚する、ということもあります。

私が、たくさんの女性たちの相談を受ける中で、こうした経験によって「もう私には二度と愛は手に入れられない」と愛に失望してしまう方もたくさんいらっしゃいました。

どうすればこうした体験を乗り越えていくことができるのでしょうか?

そして、どうすればもう一度素晴らしい愛を得ることができるのでしょうか?

●いったん、自分の過去を受けとめることが大切

こうした体験を乗り越える上で大切なことが「自分の責任として、まずはいったんすべての過去を受け止めること」なんですね。

愛を失ったとき、一時的に人はとても弱い状態になります

自分の今までの人生を、誇りに思えなくなってしまう。離婚したことは、これから付き合う人に隠していたい......。あるいは、苦しい現状を元彼のせいにしてしまう。

どうしても心の弱い状態になってしまうからこそ、つらい現実を「自分以外のせいだ」と責任転嫁することで自分を保とうとしてしまうことも、普通にあることです。

さまざまな事情が重なってしまった結果で、癒す時間も必要ですが、やはりそのままにしておいては、その過去を乗り越えることができません。

なぜなら、最終的に選んでしまったのは、自分自身だからこそ、そこと向き合い、受け止めていく必要があるんですね。

●自分を丸ごと受け止めたとき、取り戻せるもの

そのためには「苦しめられてきた」「影響されてきた」という事実を客観視しながらも「でもそれを選んだり、決めたのは私」「でも一生懸命その中でベストを尽くしてきたのも私」と、自分自身をありのまま受け止める選択をすることが大切です。

具体的には、過去に、つらい離婚を経験したから再婚できないと思ってきた。あの人に捨てられたから、幸せになれないと思ってきた。でも、その中でも確かに「懸命に生きてきた自分」がいる。誰がなんと言おうと、私が相手を愛せたことは本当に幸せなことだった。そして、私はその自分に、誇りを持つことができる。誰がなんと言おうとも、私はその自分を軸にして生きることを選択したい......というようなプロセスです。

自分自身の心が「私はこの選択やこの生き方を選んだことを誇りに思います」と決断できたとき、そこにもう周囲の評価は関係なく、過去は過去として、自分の愛の輝きとして、人生の価値を取り戻すことができるんですね。

●愛を誇れるようになれば、すべてが変わる

とても悲しいことですが、離婚歴があることや結婚していないことに対して、酷い評価をする心ない人たちがたくさんいることは事実です。そして、女性を不幸にする男性もたくさんいることも事実です。そして、その人達について「間違っているから変えて!」と正すこともできません。

でも「私は私の意志を尊重する」「私は私の愛を誇りに想う」と思えたとき、今までそうした人たちにないがしろにされてきた自分の心や命は、もう汚されたり、左右されることはなくなるのです。

私は私の人生を誇っている。私は私の選択を誇れる。たとえ、周囲がどんなことを言っていたとしても。

こうした決断をすることによって、再び自分の愛の輝きは取り戻され、その時、その愛の強さにふさわしい現実が引き寄せられていきます。

「愛を失ったダメな私」ではなく、自分の根底にある愛の強さを知り、過去は過去として終え「素晴らしい未来を生きられる私」に生まれ変わり、美しい愛ある人生を歩んでいってくださいね。

image via Shutterstock

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