気分が前向きになるダイエット食材
そんなときに、ダイエット効果があるだけではなく口にするだけで落ち込んだ気持ちやイライラを吹き飛ばしてくれる食材があるのです。それは、魚です!
主菜を魚にして、グリルやお刺身、カナッペなどでたくさん食べる「フィッシュ・ダイエット」。欧米ではすでに声高に謳われており、魚をたくさん食べれば食べるほどポジティブになると言われています。海外サイト「The Telegraph」でもその効果が紹介されていました。
憂鬱な気持ちをやる気に変えてくれる魚
いわゆるオメガ3脂肪酸という体内の細胞を活発にしてくれる栄養素は、サーモン、イワシ、サンマ、サバ、あじなどの青魚にたくさん含まれています。これらには、中性脂肪やコレステロール値を下げ代謝を促すダイエット効果があります。それプラス、メンタリティな部分にも影響を及ぼすと海外の研究機関で発表されました。
ある研究機関によればオメガ3脂肪酸の影響でセロトニンやドーパミンの脳内分泌が増えるのではと示唆されています。また、両者は気分の憂鬱に作用すると考えられているのです。
「The Telegraph」より翻訳引用
セロトニンは嫌な気分を心地よいものに変えてくれ、そしてセロトニンは満足感や快楽を作ってくれるといわれる脳内ホルモン。これが分泌されればされるほど、ポジティブな思考になれると言われています。また、思考が若返ると見た目にもツヤが出てキレイになるとも聞きます。そう考えると、同じタンパク質をとるならば、魚でとったほうが断然有益のような気がします。
魚にはうつ病予防効果も
さらに、魚を食べることでうつ病にも効果があるのではとも言われています。
『魚をたくさん食べることで、うつ病の予防に有益であると考えられる。将来的に魚の種類によってどのような効能をもたらすのか、さらに調査していく必要がある』と中国・青島大学のDongfeng Zhang教授が発表しました。
「The Telegraph」より翻訳引用
このように多くの科学者が、魚をたくさん食べることでうつ病のリスクが減ると断言しているのです。前向きになろうと頭で考えてもなかなか心がついていかない場合があります。そんなときは、魚をメインディッシュにするだけで気持ちが変わり行動も変わってくるかもしれません。
今が旬のサーモンやサンマ、アジなど脂ののったおいしい魚がいただける季節です。ダイエットや健康のみならず、気分を高めてやる気をだしてくれるフィッシュ・ダイエット。試してみる価値はありそうです。
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