お気に入りのマイ酒器、マイちょこを探して
種田 真紀 赤絵細描小紋盃
京都では「日本酒で乾杯条例」が発布されているとか。日本酒を愉しむ機会が増え、マイ酒器、マイちょこが文化になりつつあるそう! 職人の街、工芸の街ならではの酒器もたくさん生まれています。
酒器のイベントが開催
東京でも深まっていく秋に合わせ、青山のコトモノミチ at TOKYOで味わい深い職人さんたちの酒器を集めた「京の職人、京の酒器」展が10月1日(木)~12日(月)まで開催されます。
「酒器を味わう」というワークショップでは、老舗酒造キンシ正宗から「本醸造 金閣/特別純米酒 金鵄正宗/純米吟醸酒 金鵄正宗/純米大吟醸 古酒」を比較し「コクのあるタイプ/軽快でなめらかなタイプ/香りの高いタイプ/熟成タイプ」の4種の味わいを学び、酒器の特徴や酒との相性についてお話があり唎酒(ききざけ)にも挑戦。
追立 睦 ぐい呑み 「清流のほとり」黒
また、作家各人の器やグラスで「純米大吟醸 祝/純米酒 生原酒」の2種類を20mlずつグラスに注ぎ、香りや味わいの唎酒が行われます。
ほかに、京都の蒔絵職人の追立睦さんと、キンシ正宗の唎酒師の田中明さんによる、京漆器と日本酒を楽しみ尽くす「職人BAR」も開催。
湧波 まどか (左)黄磁酒器 (右)青白磁酒器
お酒の楽しみ方は人それぞれ。例えば 香り高いタイプが好みであれば、適温は10〜16度くらいで、魚介類や淡白なお料理に合わせるのが良いなど。
日本酒が飲めない人でも、美しい青竹や磁器や陶器でつくられた酒器は、イマジネーション次第でセンスの良い他の用途がたくさん見つかりそうです。
「酒器を味わう」10月3日(土) 14時~、16時~(1時間程度)
参加費:1,500円
「職人バー」参加費:5,000円
問い合わせ先:coto mono michi at TOKYO