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朝活がうまくいく人と、そうでない人の違い

2015/09/17 08:00 投稿

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朝4時、5時に起きて活動する「朝活」。早起きすると、1日を有効に使えるイメージがありますが、実は、早く起きても頭がボーっとしてしまって、かえって1日中不調が続く原因になる場合があるのだそうです。その違いを、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の著書『なぜ「これ」は健康にいいのか?』(サンマーク出版)に見つけました。

ポイントは、朝やることを決めておくこと

まず、著書ではなぜ朝は能力が高いのかを自律神経の働きで説明しています。十分な睡眠を経て目覚めた朝の自律神経はとてもバランスがいい状態。そして、朝は交感神経が上がっていくタイミングなので、モチベーションも上がりやすいのだそう。

その説明を聞くと、誰しも朝は絶好調なのでは? と思えますが、たとえば「睡眠不足」などで自律神経のバランスが狂ってしまうと、早起きのメリットが受けられません。また、「あらかじめ、やることを決めているかどうか」も不調の原因になるのだそう。

朝すべきことが決まっていないと、せっかく早く起きても「自分は何をしたらいいのか......」ということから考えることになるので、あせって貴重な時間を無駄に使うだけで終わってしまいます。しかも「どうしよう、何をしよう」と考えることで無意識のうちに不安になり、不安が副交感神経のレベルを下げ、自律神経が極端に交感神経に偏ったバランスの悪い状態になってしまうのです。

(『なぜ「これ」は健康にいいのか?』p106より引用)

たしかに、やるべきことも決めずにただ早起きをしてしまうと、「さてどうしようか」と焦る気持ちが先に立ってしまいそうです。ポイントとなるのは「自律神経」を整えた状態にすること。そのために、起きてからリラックスできるかどうかが朝活の質を左右するようです。

良質の睡眠を充分にとること。前日の夜のうちに、翌朝すべきことを決めておくこと。この二つが朝活成功の鍵、ということを心にとめておきたいと思います。

なぜ「これ」は健康にいいのか?

image via Shutterstock

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