ポイントは軽くて使いやすい木を選ぶこと
たとえば、いちょうの木のまな板。いちょうの木は適度な油分を含んでいて、水はけが良く乾きも早い特長があるので、食器と同じように洗って乾燥させるだけでお手入れできます。木のなかでも軽く、木のまな板の重たいイメージで持ってみると、「ふわっ」と感じるくらい軽量です。手にとった瞬間ほのかに漂う木の香りには、天然の殺菌効果があるそうです。
また、木質が軟らかく弾力性があるので、包丁の刃を傷めにくいメリットもあります。弾力性が高いほど刃を落とした時の力を吸収してくれるため、そのぶん腕に余計な力がかからず、板に傷がついてしまっても自然に復元されます。このような特長から、いちょうの木のまな板は、今も昔も料理人に愛されています。
刃先に合わせて木の種類を変えて
チーズやパンなどを切るためのギザギザした刃先を使うときは、硬い山桜の木がぴったり。そのままお皿代わりに出せるデザインのカッティングボードを選べば、北欧の食卓のような演出にもなります。
なにより、まな板に包丁を落とすときの「トントントン」というどこか懐かしい音は、木のまな板ならではの味わいです。使うほどに自分のクセに合ってくるのも、自然素材の良いところ。ああ、やっぱりまな板は木がいちばん!
紹介したまな板は、毎年東京、大阪で開催されるロハスフェスタで見ることができます。
<東京> 第6回 ロハスフェスタ in 東京・光が丘公園 /9月26日(土) 、27日(日)
<大阪> 第24回 ロハスフェスタ in 万博公園 /11月7日(土) 8日(日)
※詳しくは公式サイトにて