砂に寝そべって、ひたすら小さな貝を探します。砂のつぶ粒にフォーカスしたら、たちまち異空間に(そのとき、かなり寄り目になっていると思います)。
気がつけば、物心ついたときからこんなことやってます。生まれ育った場所は海なし県だったので、もっぱら探索は道路脇の砂だまり相手でしたが。
それでもガラスのちいさな破片などは、わたしにとってはダイヤモンドでした。そのひとつひとつを集めては、大事にビンにしまっておいたものです......って、今と同じことしてる!(笑)。
先日、夫の休みを利用して沖縄の離島、伊平屋島に行ってきました。本島からフェリーで80分。海の透明度は言葉をなくします。そこでもせっせと収集してまいりました、この小さきものたち。
いつかこれでアクセサリーを作りたいのです。そう、ハワイ・ニイハウ島のニイハウシェルのネックレスのように......。夢は膨らみます。
こちらのタカラガイ・コレクションは子どもたちによるもの。
楽しいのは、海岸によって落ちているものが違うこと。今回は、紅サンゴをたくさん拾いました。なかでも、ネオンカラーのようなオレンジが気に入っています。色のグラデーションも豊富で、手のひらに集めるとそれだけで美術品のよう。
目が疲れてきたら遠くの森を見て、それから海に飛び込んで、そしてまたミクロの世界......の繰り返し。欲を言えばピニャ・コラーダなんか飲みたいですが、なにせ誰もいない、そして海と山以外なにもない、ときたもんだ。まぁ、それがいいんですけどね!
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