エンターテイメントの街・ラスベガスは、いつ誰と、あるいはひとりで訪れても、ショーにグルメ、ショッピングと眠る時間も惜しいくらい遊びの選択肢がいっぱい。

そんな遊び疲れたあとにぜひ訪れたいのが、動物に囲まれて行うヨガ。

「ザ・ミラージュ」併設の動物園「ジークフリート＆ロイズ シークレットガーデン＆ドルフィンハビタット（Siegfried and Roy's Secret Garden and Dolphin Habitat）」は、90年代のミラージュの看板ショーでもあった、『ジークフリート＆ロイ』で一躍有名となったマジシャン、ジークフリート・フィッシュバッハーとロイ・ホーンによって1990年につくられたミニ動物園です。

マジシャンによる動物園とはなんともラスベガスらしいですが、「ジークフリート＆ロイ」では、一緒にショーにも出ていたホワイトタイガーやホワイトライオンなど、絶滅の危機に瀕した動物たちを救う活動を行っているのだそう。なので、ここでは同じく絶滅寸前のユキヒョウやブラックパンサーの姿も見ることができます。

癒し効果抜群。イルカを見ながら行うヨガ

動物園内には椰子の木や熱帯の植物に囲まれたイルカの飼育プールがあるのですが、このプールのなかに、なんとヨガスタジオが作られているのです。ガラス越しですが、自由に泳ぐイルカを間近に見ながら行うドルフィンヨガは癒し効果抜群。時々、ヨガをしている私たちの姿が不思議なのか、スタジオを興味深そうに覗き込んでいるイルカも。無垢なそのしぐさとちょっととぼけたような表情に、初めて知り合った生徒同士も自然と打ち解け、笑顔があふれます。

インストラクターのステファニー先生曰く「イルカはいつも笑った顔をしているので、みんなを幸せな気分にしてくれます」とのこと。日本に長く住んでいたことがあるそうで、流暢な日本語でそう教えてくださいました。

ヨガのあとはスパで全身リラックス

約1時間のヨガレッスンのあとは、イルカと記念撮影。その後、ドルフィンヨガの参加特典で終日利用できるというホテル内にある「ザ・スパ」へ。スパには3種類の温度のジャグジーがあり、男女別になっているため水着を着なくともゆったり温泉気分を楽しめます。

乾燥した砂漠地帯のラスベガスですが、ミラージュの熱帯雨林で、動物たちに囲まれて心身を潤すことができます。

協力／デルタ航空、ラスベガス観光局

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