香水がいざなう世界旅行。気になる日本の香りも

100年以上の歴史を誇る、フランス生まれの香水の老舗「BERDOUES（ベルドゥ）」。長年培ってきた技術と経験をもとに、デザインや製品開発、マーケティングに至るまでの全てを、ひとつの屋根の下（従業員は80人のみ）で行う高級ブランドです。

香りが世界旅行へ連れ出してくれる

そんなベルドゥの得意とするノートは、珍しいけれど、世界中に存在する「本物の」香り。自然な香りを伝統的な方法により抽出しています。中でも最近注目されるのがグラン・クルーシリーズ。「シチリアのレモン」「インドのアッサムティー」「ブラジルのセルバ（熱帯原生林）」など、世界各地をイメージした6種類の香りがあり、その地域へと香りの旅へいざなってくれます。「神の杉の森」という名に想像をかきたてられる神秘的なレバノン杉の香りや、甘くてエレガント、オリエンタルなスパイスの香り「ウード」も。さまざまなシーンにおいて使いわけても楽しそう。

日本をイメージした香りも

また注目すべきは日本をイメージした「ソメイヨシノ」という香りです。美しい繊細なうすいピンクの花びらと優しくて上品な香りで、日本では桜の代名詞でもあり、日本女性のイメージにもぴったりなソメイヨシノ。シソ、パチョリー、ジャスミンも配合され、主張しすぎない控えめな残り香が期待できます。和装に合わせてまとっても素敵ですね。

桜は国内・国外を問わずたくさんありますが、やはりソメイヨシノの美しさは特別。その美しさが香りによってどう表現されるのか、どんな香りがするのか？ 今後同社は日本にも進出予定で、現在ディストリビューターを探しているとのことです。