昔から根強い人気の「引き寄せの法則」。理想通りの未来を引き寄せることができたらどんなに素敵でしょうか。最近でも、再び話題になっているようですね。
引き寄せの法則のとおり、理想の未来を適えられる人がいる一方で、このお仕事をしていると「一生懸命取り組んでも、願った現実を引き寄せることができません!」という女性たちの嘆きの声もよく聞くことがあります。
引き寄せの法則がうまくいく人、いかない人には、深層心理にある情報に違いがあるんですね。
頭でどんなに考えて引き寄せる行動をしたとしても、私たちの深層心理=潜在意識に「理想の未来を避けたい理由」が存在していると、その制限どおりの現実を引き寄せてしまうから、なのです。
●あえて結婚しない、その選択をしてしまう理由は?私たちは頭で考える自分の喜びやメリットよりも、それ以上に、潜在意識が他のメリットを優先していると、潜在意識の信じ込みのほうを現実化します。
例えば、結婚を願っている女性がいたとして
「でも実際に結婚しまうと、病気になったり、大変なこともあったり、私の母親を見ていても自分の思い通りにならないこともたくさんあったようだし、そんなに面倒くさいなら結婚したくないなあ」
という裏心理があったり、あるいは
「結婚ってお気に入りのドラマで観た、セレブだったり、ドラマチックな生活のことよね、それ以外はダメなの」
というファンタジーがあったりすると、潜在意識が「結婚しない現実」を引き寄せてしまいます。
●相手を理解し、完璧でないことを受けいれるこうした場合は、自分が「人への理解」や「現実生活への理解」を通して「お付き合いすることへの苦手意識」を和らげていく必要があります。
実際にお付き合いすると言うことは、自分の時間がなくなることもあるし、相手が病気になったり、時には愚痴っぽくなることもあるかもしれません。
また、自分の嫌なことに対して、はっきりと自分で断る責任を持ったり、相手が間違えたことをしたら「それは違うよ」と意思表示してあげる必要があります。
現実は空想のように、自分ひとりで創り上げるものではないからこそ「でもそれは自分も完璧ではないように、お互い様なんだ」と、理解する心を育ててあげることで、次第にこの思い込みは解消されていきます。
●「ふたりでいたほうが幸せ」と潜在意識に教えてみようまたそれと同時に「お付き合いすると、自分ひとりでは得られないような、もっとたくさんの喜びを得られるんだ」ということをイメージしながら「結婚に対するポジティブなイメージ」を自分に教えてあげると効果的です。
例えば、道で歩いているカップルが、お互いに寄り添いながら、楽しそうにデートをしている様子を見たり「一緒にいて幸せです」という結婚式のカップルを結婚雑誌などで見てみたり。
あるいは、寂しいときは慰めてくれるということや、苦しい時に胸で泣かせてくれるということや、辛いときは一緒に怒ってくれて安心するということ、そんなイメージをしてみても素敵ですね。
このように「大変なこともあるけれど、でも、それ以上に、ふたりでいるってとっても楽しいことなんだな」というように潜在意識が把握できるようになると「結婚していない方が楽」という気持ちよりも「結婚って素晴らしいことなんだな」と心が感じられるようになり、自然に結婚にいたる許可が生まれるようになります。
●結婚することで味わえる幸せがある結婚しないより、結婚すれば味わえる幸せもあるんだな。
そして、お互いに完璧ではない人間同士だから、できないことがあっても互いに対等に支えあっていこう。
こんなふうに「面倒なこともあるけれど、ふたりでいる喜び」をあなたの心に感じさせてあげながら、喜怒哀楽豊かな幸せをつかんでいってくださいね。
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