湿度の高い日本の夏は、水分が体にたまり、むくみやすい季節です。むくみをそのままにすると夏太りの代表といわれる水太りにつながってしまうので、こんな時期こそリンパケアがおすすめです。

そこでオイルも力もいらない、とても簡単なセルフケア法として「ガルシャナマッサージ」をご紹介します。

絹手袋をしておこなう簡単マッサージ

ガルシャナマッサージとは、日本でいう乾布摩擦。インドの伝統療法アーユルヴェーダの手法のひとつで絹の手袋を使ったドライマッサージです。期待できる効果としては、リンパの流れや血行をよくするのでむくみの軽減につながります。

ここで使う絹の手袋ですが、絹に含まれている成分「セシリン」にはデトックス効果があるといわれています。

美しい絹の表面を保護しているのが、絹セリシンです。この「セリシン」という成分が「シルクデトックス」として注目を集めています。セリシンは、繭糸の外側にあるもう一つの絹の成分です。

(中略)

内からの汚れを外に出し、外から必要なものを取り込み、外の良くないものは入れないといった驚くべき神秘的な機能が繭にはあります。

シルク専門店ふるさと工房」より引用

シルクデトックス! 絹はただ肌にやさしいだけではないと。絹の魅力再認識ですね。これからもっと絹の衣類を身に着けなくては。

末端から中心にやさしくさするだけ

そしてガルシャナマッサージのやり方ですが、とても簡単です。

絹の手袋をはめて、末端から中心に向けて(足や手は指先から付け根に向かって、お腹やお尻、間接はぐるぐると回すように)やさしくさするようにマッサージします。

体毛の向きと逆行するようにおこなうことがポイント。

これだけです。

リンパケアはやさしい加減でおこなうのが効果的だと言われています。効果を出したくてつい強くさすりがちですが肌への負担になるので気をつけましょう。できればあたたかくなってきたと感じるくらいまでマッサージします

※アトピーや切り傷などの皮ふ疾患や熱があるときはやめておきましょう。

参考までに動画をみつけました。

マッサージ後は、肌にやさしい絹の効果で肌はキレイになりすべすべになりますし、ハーブや精油のバスソルトを入れて入浴すると効果がさらにアップしますよ。

[シルク専門店ふるさと工房,YouTube(広島おっぱい体操)]

(デトックスセラピスト:田中幸子)

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