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喉が渇いてからじゃ手遅れ。熱中症対策をおさらい

2015/07/09 23:00 投稿

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真夏のような暑さのある日、ダンスレッスン中に熱中症になってしまいました。喉が渇いたらすぐに水分補給していたつもりでしたが、「喉が渇いたら」では時すでに遅し、だったのです。 熱中症ケアには、水分と塩分のバランスが大切

味の素株式会社がおこなったアンケート調査では、熱中症にならないための水分補給方法として、4割強の人が「喉が渇いたら」と回答していますが、喉が渇いたと感じてからでは、実は手遅れ。夜寝る前や朝起きたときをはじめ、こまめに水分を摂っておくことが必要です。

また、水分と同じくらい塩分も必要であることは知られていても、実践している人は少ないようす。

熱中症は、発汗による「体内の水分・塩分バランスが崩れる」「体温調整機能が破たんする」等によって発症します。それらを防ぐためには、発汗で失われた水分と塩分(電解質)を発汗量に合わせて補給することが重要です。

アットプレスより引用)

身近にあるもので水分と塩分を同時に摂る方法

ふだんの生活では水、お茶、スポーツドリンクでも補給できますが、いつもと調子が違ったり、めまいや立ちくらみ、吐き気を感じそうなときは、「経口補水液」が役立ちます。

経口補水液とは、食塩と砂糖(ナトリウムとブドウ糖)を混ぜて水に溶かしたもの。日常的に飲む場合は100mlの水に対して80mg、すでに脱水症状を感じはじめているときは110mg~120mg前後のナトリウムを入れ、ナトリウムとブドウ等の比率は、1:1~2が良いそうです。

むくみやダイエットを気にしすぎて、水分、塩分を控えたがために熱中症になってしまうのも本末転倒。カラダの声に耳を傾けて、必要なものを適した方法で摂取すること、そしてその方法を正しく知ることが、暑い夏を乗り切るいちばんの策のようです。

[味の素株式会社]

drinking-water via Shutterstock

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