ひとつめが、提灯づくりの伝統技法を生かしてつくられた楮紙(こうぞがみ)という和紙でできた花瓶「かみのかびん『延筒』」です。使い方は、ペットボトルなどの容器にかぶせるだけ。使うときだけ広げ、使わないときは平たく畳んでしまっておけるから、置き場所にも困りません。
便利で美しいだけでなく、「日本の文化を伝える素材として評価したい」「海外への土産として重宝しそうである」など、現代にも生かされる伝統文化として評価され、2013年グッドデザイン賞を受賞しました。
「かみのかびん」はこちらから購入できます。
目で涼を感じる透かし絵直径約10cmの輪のなかに透かし絵を封じ込めた室内飾りの「透かし輪」です。窓際などの光の当たる場所に飾ると薄い和紙に透けて浮きあがり、中のモチーフが揺れて見えます。4層になった紙面の裏は、レースのように繊細な模様の落水紙が貼られています。柄は全部で4種類。うさぎ、ちょうちょ、金魚、小鳥となっています。耳ではなく目で涼を楽しむのもステキですよね。
「透かし輪」はこちらから購入できます。
お盆帰省の手土産にしても喜ばれそうな、和紙でできたインテリア小物。素材が紙なので比較的手ごろな価格というのも、うれしいですね。