そんなニーズにこたえ、中には大人顔負けの物も。今ニューヨークで話題を呼んでいるのが「Baby DJ School」なんです。
Baby DJ Schoolさん(@babydjschool)が投稿した動画 - 2015 5月 26 8:52午前 PDT
赤ちゃんから幼児向けの音楽教育の一貫と位置づけており、参加するのは3カ月から3歳までの子どもたち。オリジナル音楽をつかって、エレクトロ、ヒップホップやハウス音楽に変化させるミキシング技術を学びます。この学校では子どもたちが最先端のシステム(ターンテーブルやディスコミキサー、パワーアンプなど)を触り、みんなで「ディスコ」さながらの経験ができるのだそうです。
ボタンを押したり音程調節のキーを操作するのも、小さな子どもはすぐにマスター。一緒にダンスしたり歌を気持ちよく歌うことで、同じ空間を共有。運動スキル向上にも役立つだけでなく、言語能力も高くなり、そしてクラス担当教師・友達との「仲間意識」を築くことにもよいと語ります。実際に通わせている13か月の息子を持つ母親は、とても満足そうです。
自分が主役になれる場所「幼児の音楽教室には何百もの種類があるわ。でもそれらはどれも"子どもをあやす"リズムのもの。座って、ちいさな太鼓をドンドン叩くだけ。DJスクールでは皆一緒になって、コミュニケーションがとれるの。自宅にあるおもちゃを触るのと同じような感覚で機械をいじれるだけでなく、それをグループで一緒で学び、同じ音楽を一緒に聴くのがいいみたいね。素晴らしいクラスだわ!」
「Baby DJ School」より引用
小さな赤ちゃんのヘッドフォン姿を見て、個人的には大音量に耳は大丈夫なのかな、と気になってしまいました。しかしホームページを見る限り、のびのびと音を楽しむ様子の子どもたちが印象的。自分やお友達の誕生日会でDJとして活躍するのがとても人気なのだとか。
Baby DJ Schoolさん(@babydjschool)が投稿した写真 - 2015 3月 12 2:06午後 PDT
公式サイトによると、音楽やアートに触れて育った子は数学能力も高いのだとか。ただそんなことを抜きにしても、単純にさまざまな音楽に触れ合う機会を持つことはとても大事で素敵なことだと思いました。豊かな創造力を得ることに、また違った働きをするのかもしれませんね。
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