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映画が好きです。ただ、いつみても本当にステキだと思える作品に出会うことが少なくなってきました。やはり銀幕のスターや映画人と呼ばれるプロの職人がいなくなっていってしまっているからでしょうか。
たまにふと見たくなるあの映画を惜しまれつつも亡くなってしまった映画人を偲んで、それぞれの代表作品を上映する追悼企画「特集・逝ける映画人を偲んで」が6月23日より2年ぶりに東京国立近代美術館 フィルムセンターにて開催されます。
この企画では、2013年1月1日から2014年12月31日の間に逝去された方々へのオマージュとして、宇津井健主演の「人間魚雷 回天」、三國連太郎「ビルマの竪琴」、高倉健「日本侠客伝 雷門の決斗」など70作品(60プログラム)が上映されます。また、山口淑子(李香蘭)、三國連太郎、高倉健、菅原文太の各氏をはじめとする60名以上の映画人の業績が回顧・顕彰されるそうです。
普段は見られない映画をフィルムで会期中は、いまや映画館で見ることのできなかった貴重な作品がたくさん上映されます。古いフィルムだからこその不完全なプリントが見られる場合もあるとのことなので、その味すらも楽しめそうです。上映予定作品一覧はこちら。
一度は映画館で見てみたかった作品を楽しめるこの機会に、映画人の姿や仕事を目に焼き付けにいきたいです。
会期:2015年6月23日(火)~9月6日(日)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール
定員:310名(各回入替制)
料金:一般520円/高校・大学生・シニア310円/小・中学生100円/障害者(付添者は原則1名まで)、キャンパスメンバーズは無料
(マイロハス編集部/丸山)