「ナチュラル・ワインが好きで、それを仲間たちと分かち合いたい」という思いから始まったナチュラル・ワインのイベント「FESTIVIN(フェスティヴァン)」、その初の京都バージョンが、6/28(日)に開催されます。 300種以上のワインと人気店が一堂に

FESTIVINは、Festivalと、フランス語でワインを意味するvinを掛け合わせた造語で、試飲会、勉強会ではなく、一日限りのお祭りです。当日は300種以上のワインが飲めるだけでなく、人気のレストラン、ワインバーがこの日限りのスペシャルメニューをもって参戦。音楽やフラなどのライヴも盛りだくさん。2010年からほぼ年1回のペースで開催し、昨年は2000人の方が参加、5回目となる今回は初めて東京を飛び出し、京都みやこめっせでの開催となります。

従来のワインとナチュラル・ワインの違いは?

工場で造られたものと、人が造ったものの違い。私の場合、葡萄の出どころは気にしません。というのもワインを飲んでも有機認証の味はわからないから。でも野性酵母でゆっくり葡萄のペースで造ったものなのか、人工酵母で人間の都合で造ったかはわかります。前者には五感に訴えかけるような優しい風味があり、するりと喉を通り抜けていきます。

従来のワインは毎年完璧を目指して作り込んでいるけれど、ナチュラル・ワインは、自然に敬意を払って力を尽くし、その年の作柄を愛でる飲める手仕事。ときにイビツなこともあるけれど、その後味は、たとえばスゴイ音楽を聴いたとき、感動的な映画を観たとき、エキゾチックな外国を旅したときの感覚と近いような。そしてワインはどこか造った人に似ています。

どれにするか迷ったら、注目すべきはラベル

ナチュラル・ワインの造り手たちは、ラベルも含めて作品と考えているので、それも彼らのメッセージ。ラベルのセンスの合わない人のワインは味も合わないから、パッケージ買いは、けっこうナイスな選択です。

さまざまなワインが楽しめる「FESTIVIN in 京都」。京都ル・キャトーズィエム、兵庫ナジャ、大阪パセミヤなど。東京からもウグイス・オルガン、アヒルストア、ラ・ピヨッシュなど豪華な出展レストランも見逃せません。

[FESTIVIN in 京都]
日 時:2015年6月28日(日)12:00~16:00
入場券:前売り\6,000、当日\7,000(グラス1脚、グラスホルダー付き)※食事は別料金
場 所:みやこめっせ1階第2展示場(京都府京都市岡崎成勝寺町9-1)
問い合わせ:FESTIVIN事務局 festivin@gmail.com
https://ja-jp.facebook.com/festivin
※チケットのお求めは、チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp/
 Pコード 629470

(中濱潤子)

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