山陽新幹線(新大阪駅~博多駅間)では2015年5月下旬から、特別な車内販売がスタートします。日本各地の伝統的な技術によって作られながら、新幹線の車内でしか購入することのできないアイテムです。その名も「走る日本市」。第1弾は山口県の産品からスタートします。その気になるラインナップがこちら。
伝統の手織り布が新幹線とコラボ
柳井縞 名刺入れ 7,000 円(税込)/ 柳井縞の会(山口県柳井市)
手織りの柳井縞
宝暦十(1760)年から始めた検印制度によって、高い品質が保証され全国に名を馳せた「柳井縞」。その特徴である縞柄を新幹線に見立て作られた、男性にも喜ばれそうな名刺入れです。
福を招くハンカチ
ふくハンカチ 1,300 円(税込)/ 株式会社岩川旗店(山口県萩市)
大漁旗を染める技術でハンカチを製作
山口県では「ふぐ」のことを縁起を担いで「ふく」と呼ぶそうです。古くから萩の地で大漁旗を染め続けている岩川旗店と一緒に作ったという、お子さまにも喜ばれそうな福を招くハンカチです。
車内ドリンクにも山口県産がフロートナツミカネード 1,080 円(税込)/ 光浦醸造工業株式会社(山口県防府市)
山口県の名産夏みかんを使用したジュース。夏みかんシロップと輪切りドライ夏みかんがセットになっています。車内ドリンクとしても提供してくれるから、車窓を眺めながらもいただいてみたい1杯です。
銘酒と美しい紙製おちょこのセット獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分 WASARA 猪口 850 円(税込)/ 旭酒造株式会社(山口県岩国市)
山口銘酒「獺祭」と、走る日本市のロゴが入った美しい「WASARA」の紙製おちょこのセットです。「獺祭」は華やかな上立ち香と口に含んだときの蜂蜜のようなきれいな甘みが特徴なのだとか。
ワンコインで買えるアイテムも
走る日本市ふきん 山口 500 円(税込)/ 株式会社中川政七商店
山口県ならではのモチーフと山陽新幹線の500 系が散りばめられた「走る日本市」オリジナルのふきんです。蚊帳生地だから、薄く、強いという生地そのものも魅力。お値段も手頃なので、お友達に配りたくなります。
新幹線が利用者と地域工芸との出会いの場に走る日本市では今後も地域工芸を中心とした食品も含む4~5種類のオリジナルアイテムが販売される予定です。フォーカスする地域は時期によって異なり、今回の山口県からスタートしたあとは、福岡県、石川県、岡山県へと続きます。
目新しいお土産がほしいときに使えるだけでなく、車内で時間を持て余してしまったときにも退屈せずに楽しくすごせそうな車内販売です。
image via Shutterstock
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