世界最高のヨガ指導者とも言われるB・K・Sアイアンガー師はこんな言葉を残しています。
身体とはあなたの寺院である。魂を宿すために純粋で清澄に保ちなさい。
(『アイアンガー108の言葉 ヨガからの贈り物』/白揚社 P31より流用)
神社に行くと、その場にいるだけで浄化されるような空気を感じませんか? 神様はきれい好きで、神主の仕事は掃除に始まり掃除に終わると言われることもあるほど、神社では掃除が重視されているそうです。自分の体が自分という魂を宿す寺院であると思うと、神主としての自分はやはり、体を清浄にし、健康を保てるようにいくばくかの努力をしたくなるのです。
また、体は「本当の自分」である魂の乗り物であるとも言われています。魂がいつでも行きたい方向に行けるようにするために、日々その乗り物をメンテナンスしておく必要があります。いざ出発、というときに、ガソリン切れだったり、オイル交換が必要な状態だったりしては、せっかく行きたい場所が見つかっても出ばなをくじかれてしまいます。乗り物によって使うガソリンの種類が違うように、自分の体に合う食べ物を食べ、自分の体に必要な手入れをする必要があると思うのです。
自分を大切にする、自分を愛する。そのはじめの一歩として、まず自分の体と自分との関係を見つめてみるのは役に立つかもしれません。
今日食べたもの:春キャベツのスープ柔らかくて甘い春キャベツをコトコト煮込んでスープにしました。ガスが出やすいキャベツにはヒンを一緒に使うのがおすすめです。
キャベツの葉を適当な大きさにちぎります。芯の部分は薄切りに。みじん切りにした生姜少々とヒン少々を菜種油で炒めて、香りが出たらキャベツを加えてしんなりするまで炒めます。ベジスープストックか、だし汁(昆布)を加えてキャベツが柔らかくなるまで弱火でコトコト。味噌少々と塩で味付けし、豆乳を少し加えてできあがり。黒胡椒をひいていただきます。