San Raffaele Rome Open Universityの研究では、18人の女性が3か月間にわたって同じような食事を違う時間帯に食べました。ひとつのグループは70%のカロリーを朝食、午前中のスナック、ランチで、残りの30%を午後のスナックとディナーで摂取しました。もう一方のグループは55%をランチまでに摂取しました。
その結果、1日の前半に70%を摂取したグループは、そうでないグループよりも大幅に体重が落ち代謝も上がったのです。平均で3.75lb(約1.7 キロ)減量し、ウエストは33%も細くなりました。
[Women's Healthより引用翻訳]
同様のダイエットでありながら、時間を変えるだけでこれほどの差がでるのは注目に値します。とくにウエストが33%も細くなるというのは女性にとっては見過ごせない結果です。
ちょっとの工夫でヘルシー美人にこれまでもダイエット中は夕食を控えめにしてきた方も多いと思いますが、どれくらい軽くすれば効率良く体を絞ることができるのでしょうか。
より多く減量に成功した女性は、そうでない女性に比べて15%多く1日の前半に摂取していました。もし1日に1,600キロカロリーを摂取するのであれば、240キロカロリーを午後のスナックやディナーから早い時間に移動させればいいのです。
[Women's Healthより引用翻訳]
240キロカロリーといえば、ご飯1膳、パンであれば80g、アボカド中1個、卵3つ分程度です。腹持ちの良い良質な炭水化物、脂質、たんぱく質をランチで多めに摂取して、夕食は野菜たっぷりのスープやサラダでカロリーを抑えればそんなにつらくはなさそう。
これで夏に向けて新調したワンピースも、ウエストのラインがきれいに着られるのであれば試す価値大ですね。
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