日本では桜の季節も終わってしまいましたが、世界はこれからが花の美しい季節。花には、人の心を癒したり元気を与えたりするパワーがあるといわれ、花セラピーもあるのです。咲き乱れる花の中では、誰もが幸せな気分になりますね。
期間限定、東京ドーム4個分の花畑これからの時期にぜひおすすめなのが、ロサンゼルスとサンディエゴの中間にあるカールズバッドの「ザ・フラワー・フィールド」です。
太平洋を見おろす小高い丘に広がる、50エーカー(東京ドーム約4個分)規模の花畑は、今が旬。どこまでも続く色とりどりの花畑は、おとぎ話を思い出すかもしれません。
ここに咲くのは地中海地域が原産の花、ラナンキュラス。フラワー・フィールドでは赤、白、黄のオリジナルカラーを含め、13色もの改良種を楽しむことができます。カールズバッドは地中海地域と気候が似ているので、ラナンキュラスの生育に適しているのだとか。
「ここはアメリカの花の首都」と、スタッフが誇らしげに説明してくれました。それによると、フラワー・フィールドは農園で、出荷されるまでの花を一般公開しようと生まれたアグリツーリズムの一環なのだそう。だから花畑を楽しめるのは、3月1日から5月10日までの間だけ。訪れる人が思い思いに花とのショットを楽しんでいる間も、大勢のスタッフ(トータルで50人ほど)が丹誠込めて花畑のケアをしています。
おすすめのまわり方広大な花畑で全色の花を楽しむには、オープンワゴンのアンティークトラクターに乗って一番端まで行き、そこから歩いて戻るまわり方がおすすめ。花畑の中には入れませんが、テープで囲われたフォトスポットがいくつかあり、そこで写真を撮ると、まるで花に埋もれているように撮ることができます。大人も子どもも自然といい笑顔に! さまざまなポーズをしていて微笑ましい光景です。
日本の旅行会社も、開園期間中はサンディエゴなどからフラワー・フィールドと、隣接のカールズバッド・プレミアム・アウトレットを巡るオプショナルツアーを出しています。広大な花畑で、身も心も癒されたいですね。
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