制作の方法は、まず依頼者がサイトから指紋キットを購入して指紋の型をとり、これをショップに送ります。するとおよそ3、4週間で素敵なジュエリーに仕上げてくれるというもの。ユニークな仕組みが評判になり、今ではデザイナーのトミー・ヒルフィガー夫妻などセレブのファンも多いとか。
人それぞれの、愛のかたち
ラブプリントジュエリーでは、自分の指紋よりも愛する人の指紋をとる人が多いといいます。たとえば恋人がイラク派遣された女性は何か月も会えない彼の指紋をネックレスにしたり、愛犬家は家族同然の犬の足裏を型どってキーホルダーにしたり。
男性用のカフリングも好評。生まれたばかりのわが子の足形を残す、という人もいます。
ひとつひとつ丁寧につくる実際にラブプリントジュエリーを購入した人からはこんな声が。
ラブプリント・ネックレスはとっても素敵! 子どもたちの指紋でつくったのだけれど、(ネックレスを身につけると)離れていてもいつも一緒にいるような気分なの。
(「LOVEPRINT」より引用)
細かい線がきちんと出るのか心配になりますが、実物は想像以上にくっきりと指紋の線がでていることにおどろかされます。これは手作業で丁寧に仕上げているからこそできる技なのだとか。ちいさな工房で手づくりしているため海外展開はまだのよう。
特別な日に贈りたい、世界でたったひとつのプレゼントです。