春の野菜が食卓に並ぶ季節になりました。春キャベツ、新玉ねぎ、そら豆。柔らかくて甘い、旬の素材ならではのおいしさを存分に味わいたいところです。ちょっとしたひと手間で、うまみを引き出す。そのヒントを食のメディア「FOODIE」で見つけました。 スライスして10分放置すると、おいしさアップ

まず紹介されていたのは、伊勢丹新宿店・フレッシュマーケットの鈴木理繪シェフに教えていただく、春野菜をおいしくいただくヒント。たとえば、新玉ねぎは、スライスしてから「10~30分放置」、水には浸さず「くぐらせる」程度がいいのだそう。

春キャベツと同様、生で食べることの多い新玉ねぎは、スライスしてから10〜30分ほど放置するとおいしさがアップ! 薬効成分が凝縮され、辛味成分が減り、甘みなどが濃く感じられるそう。

また、水にさらすときは、浸さないこと。水に浸すほどに栄養成分が流れ出るため、「サッと水にくぐらせる」程度が正解です。

FOODIE」より引用

ほかにも、春キャベツの甘さを味わうには、生より蒸していただくのがおすすめ、鮮度が命のそら豆は、さやつきを買って、新聞紙にくるんで冷蔵庫保管がよい、など。手間をかけずに素材のおいしさを引き出すヒントは、知っているようで知らないことが多く、ぜひ覚えておきたい! と思いました。

うまみをそのままいただく、「春野菜のせいろ蒸し」

さらに、春野菜の繊細な味わいを生かす料理として紹介されていたのは「春野菜のせいろ蒸し」。簡単に作れて、いろどりもきれい。蒸しあがったものをそのままテーブルに出して、オリーブオイルを回しがける、といった演出にすれば、おもてなし料理のメインにもなりそう。さっそく試してみたいと思います。

[FOODIE]

(マイロハス編集部/宮本)

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